ホリエモンの書籍「糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた」を読みました。
これはもう、まじで読んでほしい……。
糖尿病、ぜんぜん他人事じゃありませんでした。
まだ1月も終わっておりませんが、今年のベスト本でいいと思います。
自分には関係ないと思ってた
本を読んだきっかけは、「R25」のWebサイト。
掲載されているマンガがあまりにも恐ろしくて、すぐにタイトルの本を読みました。
正直、糖尿病なんて関係ないと思っていました。
運動の習慣はないけど、それ以外は「良い」とされている生活を送っている。生活習慣病やメタボとは無縁。そう思っていました。
この本を読むまでは。
サイレントキラー・糖尿病
糖尿病の恐ろしさは、「まったく自覚症状がないまま進行し、合併症を引き起こす」ことです。
気づいたときには手遅れな場合も多く、足の切断や、失明に至るケースはめずらしくありません。
いまや日本人の「6人に1人」が糖尿病 (および糖尿病予備群) です。
糖尿病って、「太ってる人の病気」じゃないんですよね。若いとか痩せているとか、関係ない。
自覚症状がないだけで、だれでも予備軍入りしている可能性はじゅうぶんにあるのです。
糖尿病・予防策3つ
糖尿病はめちゃくちゃ怖い。でも、予防できる病気です。
というわけで、提案されている予防策のうち、3つを生活に取り入れてみました。
※「間食はしない」「飲酒はほどほどに」「ちゃんと寝る」など、スタンダードな予防策も必要です。
1. 1日8000歩
突然ですが、1日どのくらい歩いているか、知っていますか?
健康のためには、「1日8000歩」だそう。いまはアプリなんかもあるみたいなので、ぜひ計測してみてください。
わたしもすぐに歩数計を購入。計測したところ、8000歩ラインをクリアしてました!
漫然と歩くのではなく、できるだけ「大股・早歩き (ややきつく感じる速度)」で歩くのが理想 (これやってみると、けっこうキツいです)。
ちなみに「1週間合計30分のウォーキング」でも効果があるそう。ちりつも、大事。
2. 朝食を食べる
この一年間、"健康のために" 朝食を抜いていました。調子も良かったのですが……。
朝食を抜くと、昼食・夕食後に血糖値が上がりやすくなり、糖尿病のリスクが高まるんだそうです。
さっそく「朝と昼はしっかり・夜は軽く」の食生活にスイッチ……したとたん、睡眠不足があっさり解消しました。
慢性的な睡眠不足は、朝食を抜いていたことが原因だったようです。
睡眠不足で悩んでいる方は、ぜひ朝食を見直してみてください。
3. 食べる順序を変える
野菜から食べる (ベジファースト) だけでは、血糖コントロールとはいえません。
本による、ベストな食べ順は以下。
1. 野菜・きのこ・海藻類
2. たんぱく質
[5分後]
3. 糖質
炭水化物などの糖質を「5分後」に食べるのがミソ。これで血糖値が上がりにくくなるのだとか。
わたしはこれにプラス、食前に「オリーブオイル」を小さじ1ほど摂っています。
オリーブオイルには胃の運動をゆるやかにして、血糖を上げにくくする効果があるそう。このごろ便通の調子がいいのも、この新習慣のおかげかも。
人生の優先順位が変わった
本を読んだ瞬間から、人生の優先順位が変わりました。
本にもあるように、「健康は究極の資産」。健康以上に大切なものなんて、ないんですよね。元気があればなんでもできる。
意識や生活習慣は、命がかかってるとでも思わなければ、なかなか変えられません。
その意味でも、速攻で意識を変えてくれる本だと思います。
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読んでよかった、ほんとに。