君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

舞台『母さん、ラブソングです。』感想|遠回りして、家へ帰ろう。

奇妙なタイトルだと思った。
母さん+ラブソング。
なんというか、ちょっと居心地が悪くなるような、気恥ずかしくなるような、何か思春期の頃を思い出させるような。

タイトルからストーリーの想像がつかないまま、フラットな気持ちで観た。最後まで観て、やっと意味がわかった。

そして意味がわかった頃には限界まで胸がつまっていて、眉毛以外の化粧がぜんぶ落ちるくらい泣いた(劇場の洗面所でびっくりした)。

観劇から二週間以上が経ち、記憶も薄れつつあるのだけど、感想というかメモを残しておきたいと思います。

* * *

主人公・詩於(うたお)は42歳のミュージシャン。ヒットした過去はすでに遠く、一発屋と自虐しつつも、自信がないわけじゃないからちょっとでも褒め要素が入ると調子に乗る(かわいい)。

それから詩於には「愛されると逃げ出す」という一面も。追いかけるのはいい(「会いたいし抱きしめたいしキスしたい」)けど、振りむかれたとたんに「無理ー」と逃げてしまう。

愛、というものが、わからない。
だから、ミュージシャンなのにラブソングが作れない。

愛がわからないと自覚している詩於は、単にラブソングが苦手というより、「本当の愛を知らない自分はラブソングを作る資格がない」と考えているのかもしれない。

思うに、音楽という手段で嘘をつきたくないのだ。とすると、一見クズの詩於は、むしろ誠実といえる。

そういえば、兄弟の二人劇ということもあって、全体的に二面性が強調されたストーリーだったように思う。

性格が正反対の兄弟。亡くなったお母さんの作ってくれたカレーは、大好きで、大嫌い。
クズと誠実、喜劇と悲劇、愛と裏切り、怒りと悲しみ。カレーに入れるじゃがいもは半分だけすりおろす(これは二面性か?)。

ストーリーのはしばしで、「感情には必ず相反する感情が含まれているのですよ」「あなたに見えているのは、一部分でしかないのですよ」と教えてくれているようで、自分の感情や雑さを疑わずにはいられなくなった。

忙しさにかまけて、自分の感情をきちんと整理したり吟味したりすることが、なくなった。感情を雑に仕分けて、雑に怒ったり悲しんだりしていた。相反する感情を味わう余裕や、ある意味での豊かさから遠く離れていることを教えられた気がした。

ストーリーが進んでいくうち、お母さんからの「きっと成功する」という期待が、詩於にとってどれほど重荷だったかが明らかになる。

売れない間も「きっと成功する、大丈夫」。数年後、詩於は売れる。売れすぎて、やがて一発屋と揶揄される。セールスが落ちる。それでもお母さんは「また売れる、大丈夫」。

母の期待を重荷に感じ、追いつめられていた詩於にとって、愛とは返さなくてはならない負債だった。売れない、という状況は、期待に応えられない以上に、負債が積み上がっていくように感じられていたかもしれない。

誰かに愛されると逃げ出すのも、何も返せない自覚があったからだ。詩於はクズ男のようにふるまうことで、「返せない男ですよ」とアピールし、自分を守っていたのかもしれない。

そしてラストまぎわ、真打ちが登場する。亡き母からの手紙だ。

物語のクライマックスに登場する、亡き母からの手紙ほど強いアイテムがこの世にあるだろうか、いやない(たぶん)。

何か重大なことが書かれてあるはず。恐怖のまじった期待をこめて、観客も息をつめて見守る。

詩於が階段を昇りつめ、手紙を開き、ゆっくりと読み上げる。

「あなたに一つだけついた嘘を告白します。小学生の時に作ってくれたカレー、世界一と言いましたが、とても普通のカレーでした、以上……(※うろ覚え)」

この手紙に、詩於は大笑いする。弟も観客も、なぜ彼が爆笑しているのか一瞬わからない。

詩於は、救われて笑ったのだった。重い呪縛だと思っていたものは、純粋な、親バカな愛だった。

詩於は、母さんの復活会議をしよう、母さんの好きなところを100個言おうと弟に提案する。自由になった詩於は、初めてラブソングを書くことを決意する。

母への重い罪悪感をようやくおろした兄弟は、それまでのシリアスな雰囲気から打って変わり、力強くお母さんの好きなところを列挙していく。

好きなところ、は決して美点だけじゃない(使ったラップ捨てないとか)。子どもにとって、お母さんのあらゆるエピソードは、そのまま「大好きなところ」になるのだ。

詩於はお母さんを再構築し、ラブソングを書くことで、「自分なりの返し方」つまり「自分なりの愛し方」を初めて見つける。

『母さん、ラブソングです。』は、壮大な迷子だった詩於が、何十年も遠回りして、自分の中にあった愛に帰る物語だった。

いまはタイパだとかで、何もかもを効率に片づけるのが絶対的な善、みたいなノリになっていて、何十年もの遠回りなんてばかみたい、生きてる時に言えよ、と思えるかもしれない。

だけど、遠回りするほど円周は大きくなる。同じ場所でいくら掘っても見つけられなかったものが、遠回りしたからこそ見つけられるってことは絶対にある。

たとえそれが、最初から自分の中に埋まっていたものを、ようやく見つけただけだとしてもいい。その経験やタイミングがなければ現れなかった扉が開くことは、誰にだってある。

タイパ主義にあらがって、効率を厭って、遠回りして生きていきたい。そう誓いながら、池袋からの電車の中で、つり革をぎゅっと握った。

そして地元の駅から最短距離で家に帰った。

 

* * *

 

ファンの語りなんて自己満足でしかない。わかってるんだけど、それでも言いたい。

主演の田中圭くん(42歳)のかわいさ、キラキラさ、あれはいったいなんなのかと。

人一人の魅力がかわいさだけであるわけはなくて、それはもう万華鏡のごとくだ。けれども、どうしたって田中圭くんはかわいい。

あらゆる身ぶり手ぶり、「会いたいしキスしたいし抱きしめたい」という台詞の声音、カーテンコールの両手ふりふりまでもうすべてが。どこまで計算でどこからナチュラルなのかを問い詰めたいくらい、すべてがかわいく、きらめいていました。

演じる姿をまた観ることができて、とてもうれしかった。すばらしい舞台をありがとうございました。

 

わたしたちはワールドカップの美しさに加担している

4年に一度、サッカー熱に浮かされる。

今回のワールドカップは、ことに浮かされた。
今まで日本代表戦しか見たことがなかったのに、準決勝以降の試合をすべてライブ観戦。サッカーについてほとんど何も知らなかったのに、メッシの顔を覚え、オフサイドの意味を覚え、MFの読みかたを覚えた。終わってしまってとてもさびしい。

サッカーについて、わたしはほとんど何も知らない。ポルトガル語くらい知らない。知っていることといえば、すごく走ってすごく蹴ってゴール前でシュートする、みたいなこと。だから、解説の人に「今のシュートがどれだけすごいか」を懇切丁寧に説明されると、すごくびっくりする。

シュートが決まるのは、なんというか、ラッキーなんだと思っていた。ぜんぜん違った。相手の位置、足運び、その他一切を瞬時に把握し、もっとも確率の高いシュートを選手は放っている。よく考えてみたら当たり前なのに、サッカーを知らないというだけで、雑に考えていた。反省して、生まれて初めてサッカー雑誌まで買ってしまった。

読んで、いちいちびっくりした。
なかでも驚いたのが、ブラジル戦の佐野海舟選手のゴールだった。ブラジルの横パスを奪い、そのままドリブルでゴール前へ運びシュートした、あのゴール。
なんとあのとき佐野選手はわざと疲れているふりをして、ボールを狙っていないかのように振舞っていたのだそう。相手を欺き、隙をつくり、そこに飛び込む。サッカーとは、そういうゲームらしかった。

ワールドカップロスを抱えたまま近所をうろついていたら、掲示板にサッカー体験の張り紙があった。対象はサッカー未体験者、年齢制限なし、40名まで。一度通りすぎた。思い直して戻り、とりあえず写真だけ撮った。

サッカーをやりたいと思ったことは、これまで一度もない。今までだったら、掲示板のそのポスターは目に止まりもしなかったと思う。けれどもワールドカップでサッカー熱は残っていた。直感にしたがって申し込み、忘れたころに当選メールが届いた。

サッカー体験当日、指定の運動場に行ってみると、30代から50代とおぼしき男女20人と、上下サッカー服という気合の入った小学生男子が20人集まっていた。恐れていたとおり、やっぱり基礎はお触り程度で、すぐにゲームとなった。大人対小学生、キーパーはなし。子どもたちに遠慮して、大人は誰も本気で蹴らない。ましてやゴールを狙うなんて、といった空気だった。

でもわたしは空気を読まなかった。サッカーボールを思いきり蹴るのは、人生でこれが最後という予感があった。相手が小学生だろうが何だろうが関係ない。

小学生から強引にボールを奪い、誰もいない、がらがらの敵陣に攻め込み、シュートした。キーパーがいないので普通に入った。うれしかった。シュートが決まる快感は、他の何にも似ていない。うれしくてその後、4本か5本シュートしたと思う。誰もこっちに来ないと思ったら、見かねた主催者が自陣にボールをもう一個投入していた。最後までわたし以外にシュートする大人はいなかった。

わたしはいい汗をかき、LINEを交換している人々の横を通りすぎ、家に帰った。この体験でサッカーが少しは好きになるかと期待していたけれど、ならなかった。

わたしのような、サッカーが好きでもないくせにワールドカップだけは見る人間は、一部ではさげすみの対象となっているらしい。心当たりがないではないので、そういう文脈の言葉を目にすると、ちょっと傷ついたりもした。

ところが「サッカーに興味のない人でも夢中にさせるのがワールドカップの美しいところだ」と、スペイン代表の神童・ヤマルがこのまえ言っていた。単純なわたしは、この金言を聞いてたちまち「ほらね?」という気分になった。

わたしはサッカーを知らない。いろいろ試してみたけど、とくに好きにもなれなかった。
でも、それでいいんじゃないか、という気が今はしている。
人類みなサッカーファンである必要はない。そんなわたしたちでも、ワールドカップの美しさにきっと加担している。

 

今週のお題「最近変えたこと・変わったこと」

13年越しのギロピタ

若いころ、初めてギロピタを食べたとき、そのストレートなおいしさにショックを受けた。

ローストしたお肉(ギロ)に、トマト、赤玉ねぎ、フライドポテト。きゅうりのヨーグルトソース・レモン・パプリカパウダーをかけて、平たいピタパンで巻いて食べる。レモンとハーブの爽やかさに、赤玉ねぎの辛み、そこへお肉とポテトのうまみが合わさってまーーーおいしい。

ギロピタはギリシャのファストフード。世界一おいしい(と思っている)ラップサンドだ。

残念ながら、ギロピタはあんまりメジャーじゃない。似た感じのものにケバブがあるけど、スパイスも肉の種類も違う(ケバブも大好きなんだけどね)。

ギロピタは庶民派のギリシャ料理店で食べられる。でも、レストランで上品に食べるんじゃなくて、できれば広い公園で大口を開けてかぶりつきたい。

自分で作るしかない。
13年前、そう決意したわたしは本屋さんに走り、ギリシャ料理の本『ギリシャごはんに誘われてアテネへ』を買った。

さっそくギロ(豚肉のハーブロースト)とジャジキ(ヨーグルトソース)を作った。ごはんのおかずとして食べた。おいしかった。しかしこれはギロピタではない。それから何度かトライしたものの、肝心のギロピタがどうしても作れない。

ピタパンはパンだからドライイーストを使う。レシピに「ドライイースト」とあるだけで、意欲がぺしゃんこになるのは、わたしだけではないと思う。しかもドライイーストを使うようなレシピは急に文字量が増える。ぱっと見で気力が失せる。

そんなわけで料理本を購入してから13年、一度もギロピタを作れず、ギロは「たまに作るおかず」となった。

ドライイーストとの付き合いはそれからも発展しなかった。たまに思い立って買ってみては、賞味期限が切れて捨てるというのを10回くらいくり返した。

ところが去年、思い立ってベーグルを焼いてみたら、普通に焼けてしまった。
茹でるというめんどうくさい行程があるにもかかわらず。ふつうのパンすらまともに焼いたことがないのに。

わたしにとってそれは奇跡だった。奇跡が起こった人間はどうなるか。調子にのってバカみたいに焼きまくり、ベーグル屋の出店を夢想するようになる。気づけば苦手意識も消え、じょじょにドライイーストにすり寄っていくようになった。

今なら焼けるかもしれない。
本棚から料理本を取りだし、ピタパンのページを開く。レシピを読む。読み進めるうち、頭の中が「めんどうくさい」でいっぱいになる。なんで小麦粉を平たく焼くだけが、こんなにもめんどうくさいのか。

あきらめて、ドライイーストではなくベーキングパウダーで適当に焼いてみる。
そしたらあっさり焼けた。合ってるかどうかわからないけど、それっぽいものが、できてしまった。

そこへ肉やらトマトやらジャジキやらを乗せて巻き、台所で立ったまま大口を開けて食べた。

あ、と思った。あの時の味だ。おいしい、よりも先に、そう思った。
ちゃんと懐かしかった。それが一番うれしかった。

13年間、あんなにも食べたい食べたいと思い続けたギロピタは、拍子抜けするくらい簡単に作れてしまった。ドライイーストにひるんでないで、さっさと作ればよかった(終わったあとなら、何とでも言える)。

作ったギロピタはおいしかった。いつか友だちにふるまいたい。ただしその友だちを先に作らなければならないのが、最大の難関だ。

 

いちおう、ギロピタです。

 

すてきな有休

有休をとって、映画を観に行った。

ささやかな愉しみのために有休をとるのは久しぶりで、それだけで浮かれていた。

ただ、今もちょっとモヤモヤしているのが、有休を申し出たとき、上司に理由を聞かれたこと。しかも、とっさに「腸のほうの病院に行くので」と嘘をついたこと(腸のほうのって何?)。
病院だろうが映画だろうが、関係ないですよね? ね。

というわけで映画。
支度に手間取り、駅から走りに走り、予告中に滑り込んだ。映画はおもしろかった。

せっかく大きな街まで来たんだし、有休とったんだし……と、ふんぱつしてお寿司屋さんに行くことに。

整理番号をとって待つこと、1時間。

ぜんぜん呼ばれない。
あとどのくらいかかるのかもわからない。

そんなに待つと思わなかったのと、貴重な有休が浪費されていくのとで、だんだんゆううつになる。

2時間待って、ようやく呼ばれる。
お得なランチセットもあるけど、これだけ待ったんだから好きなものを食べたい。ひとネタずつ注文する。

自慢じゃないけど、ひとり寿司は生まれてはじめてだ。何らかのお作法があるんだろうとは思いつつ、どうしようもないので気にしないことにする。

待ちに待った寿司はネタがすばらしく大きく、ワサビの味しかしなかった。

いまさらサビ抜きにしてくれなんて言えない。次々握られていくワサビ寿司を黙って食べ、熱いお茶で流しこんだ。

腹ごなしに河川敷まで歩いてみる。薄曇りで暑すぎず、散歩にちょうどいい。途中のコンビニでアイスコーヒーを買い、のんびりした気分で川へ向かった。

川をながめながら物思いにふけり、たそがれている自分に酔う。なんとなく、足がちくっと痛んだ。蟻がふくらはぎを這っている。力をこめてつぶす。
そろそろ、と髪を耳にかけてバッグを持ち上げると、蟻がびっしり這っていた。

まだ日は高く、このまま家に帰ってしまうのは惜しい気がした。そうだ近所の図書館まで歩いて行こう。気楽に歩き出したら30分くらいかかってびっしょり汗をかいた。

事前の計画では、最寄り駅近くのケーキ屋さんで、ケーキをひとつ買って帰るつもりだった。
けれども、ぐったり疲れているうえに、胃腸にまったく隙間がない。店の外からショーケースを2秒ガン見し、「今日は種類も少ないし」と言い聞かせて素通りする。

家に帰ってバッグの中身を出したら、蟻が3匹這い出てきた。真顔でつぶす。
夜になっても胃腸に隙間はできず、何も食べず9時に寝た。

つぎの朝、部屋に蟻が這っているのを見つける。

※これはダムです

 

そこに入道雲があったら完璧

春に体調を崩してからしばらく、「何をしても、たのしくない」という状態におちいりました。

最低限の生活はいちおう、送れる。でも、ブログを書くだの、本を読むだのといった息抜きが、できない。

本を開いて、文字をちょっと目で追うだけで、めんどくさいような、心が重くなるような、そんな心持ちになって、閉じてしまう。ブログに至っては、重荷さえ感じる。

そういうときって、「今はそういう時期だから」なんてふうに前向きに考えられないんですよね。それどころか、ふだんの気分を思い出せない。しあわせってどんな気分なんでしたっけ? みたいな。

できるなら家事も仕事もほっぽりだして、じっとしていたい。そういうわけにはいかないから働くし家事もするわけだけど、少ないエネルギーをそれらで消耗するものだから、息抜きが息抜きでなくなってしまいました(気がついたらブログを2ヶ月書いてなかったりね)。

そうしてのらくら暮らすうち、午前中にちょっと家事をするだけで、ぐったりするように。しぶしぶ病院にかかったら、12週は治療に通えとのお達しが下りました。

12週。

病院まで往復小一時間かかるうえに(バス代がもったいないので徒歩)、とにかく暑い。治療が痛いわりには、これといった効果はなし。この新手の罰に、はじめの頃は心底うんざりしていました。

それが、6週目くらいでしょうか。治療後に、体がちょっと軽くなったのを感じ、それとともに少しずつ気分も上向きになってきました。

びっくりしました。なんか、簡単すぎて。

治療を受けるまで、この絶不調は精神面の根深い問題だと思っていました。それが、鼻の奥に薬を塗りつけるだけでアラ不思議、こんなに元気に。うれしいような、拍子抜けするような、なんだったんだあの時間は。

 

そんなある週末の夕方、突然「心と体をととのる」方面の本を読みたくなって、近所のブックオフに走りました。

(関係ないけどブックオフがダッシュで3分の場所にあるって、ありがたいことだなと行くたびに思います。どうか潰れませんように……)

本を何冊か買った帰り道、なんだかふわふわするような、懐かしいような気分になって、あっ、と思いました。

体が軽くて、心配ごとは何もなくて、梅雨だけど気分は夏の午後、そこに入道雲があったら完璧みたいな、目の前がぱああっと明るくなる感じ。

そういえば、こんな気分だった。
やっと思い出した。

本を開くのも久しぶりで、それだけでもう、うれしかったです。本が読めるって、当たり前なようで、じつはなかなかすごいことなのかも……としみじみ。

きっとまたすぐに慣れて普通になるんだろうけど、本を買った帰り道で感じた「こんな気分」は、まだうっすらと残っています。

 

心と体をととのる方面の本たち

 

iHerb歴9年。一生使いたい愛用品たち【2026年版】

円安だの物価高だのの時代に、化粧水一本だって間違えたくありません。

新しい商品をどんどん試すよりも、愛用品をリピートするほうが、結局は満足度が高いと確信をもって思うようになりました。

長年iHerbを使っていると、何度もリピートするものと、しなくなるものが出てきます。

今回は、その中でも「一生使いたい!」と思うほど気に入っている愛用品を集めてみました。

iHerb歴9年、年間10万円以上を使っているiHerbラバーの愛用品たちが参考になりましたら幸いです。

スキンケア

洗顔料

生涯の洗顔料と思っている、こちらの洗顔料。洗いあがりはさっぱりすっきり、でもつっぱらない。そんなのどんな洗顔料でも同じじゃん、って言われたらそれまでなんだけど、スペックというより信頼感でずっと使っています。大容量のリフィルが販売されているのも嬉しい。

こちらは朝用の洗顔料。朝用ってなにそれ?って感じなんだけど、肌のpHバランスを整える効果があるそうです。

pHがどうとかより、忙しい朝に「泡立てず使える」のがとにかく便利で、普通の洗顔料に戻れなくなりました。

ただし量を出しすぎると、いつまでもぬるぬるするのでご注意を。

クレンジングジェル

メイク落としは、ずいぶんいろんなものを使いました。でもやっぱりコレ。メイクはすっきり落ちるのに、必要な皮脂は残ってるような洗いあがりがナイスなのです。大容量サイズを絶賛リピート中。

スクラブ

こいつはすごいですよ。なにがすごいって、見た目と効果。見た目は、なんていうか便器の掃除用なの? っていう色とじゃりじゃり感。こんなの肌に塗って大丈夫? って最初はひるむんだけど、洗い流したあとはあらびっくり、お肌つるんつるん。

見た目が激しいけど、とにかくつるんつるんになるので、手放せません。

フェイスミスト (化粧水)

数十本とリピートしている、スプレータイプのローズウォーター。香料でないローズウォーターがたっぷり入って1000円くらい。買わない手はありません。

これを使ったからといって、明日透明感がアップする! といったわかりやすいメリットはありません(たぶん)。でも化粧水なんてばんばん使ったもん勝ちみたいなところがあるから、無問題。

何年も使っているけど、使うたびにいい匂い、と思います。匂いって、意外と慣れないんですね。思えば……好きな人の匂いって毎度いい匂いって思ってた気がする……はるかかなた昔に……。

上の化粧水に保湿をプラスしたバージョン。違いはまったくわかりません。値段もいっしょ。
夏に「ローズウォーター」、冬に「+グリセリン」のほうを使っています。気分です。

一生使い続けたいローズウォーター

大好きな化粧水なんだけど、ひとつだけ欠点が。

ミストが、粗い。

濡れた手でぺっぺっとやられてるような粗さ。なので、NOWというブランドのローズウォーターのボトルに入れて使っています。ミストの細かいボトルは色々売られてあると思うけど、デザインも大事ですから。

美容液

激烈おすすめの、めっちゃ安いのに効果の高い美容液です。

わたしは朝にビタミンC、夜にレチノールと使い分けています。翌朝のハリが違います(たぶん)。

手のひらサイズの美容液が1500円ほど。iHerbで買う価値のあるナンバーワンアイテムと言っても過言ではありません。

まじでずーっと一位

フェイスクリーム

上が朝用、下が夜用のクリームです。このクリームもずっとリピートしてて皮膚の一部になってるから、逆に塗らないとどうなるんだろう。

とりあえず、アンチエイジングの代表格、Q10が配合されているスペシャルなのにリーズナブル(2000円前半)なクリームです。おすすめ!

コスメ

化粧下地

リピートし続けている化粧下地。塗るとツヤが出て、素よりキレイに見えます。

この「Heimish」というブランドが好きで、クッションファンデも使い心地がよくて大好きだったのに、なんと廃盤……。ファンデくらい日本のメーカーでよくない?って言われたらまあそのとおりなんだけど、iHerbが好き&信頼しているので、iHerbで探そうと思います。

プライマー

毛穴を埋める用の下地です。塗ると塗らないでは仕上がりが、違います。1本使ってすごくよかったので、リピートしました。

BBクリーム

軽いつけ心地のBBクリーム。「No.22」を1本目に使ってみて、ちょっと暗かったので「No.21」を購入しました。わたしの肌は白くも黒くもない、日本人女性の平均的な肌色ですが、「No.21」のほうが色味が合っていました。

衛生的なプッシュ型。軽いつけ心地です

メイクスポンジ

一度買って、次はAmazonで似たようなスポンジを買ってみたのだけど、イマイチ。結局このスポンジをリピートしました。

素材が違うのか、カットしている角度がよろしいのか、Amazon品より断然、使い勝手がよかったです。

アイブロウ

かたくななペンシル派の妹にペンシル最強説を説かれ、ものは試しに購入。

めっちゃ書きやすい。これを手にしてから、パウダーで書くことがなくなりました。気になるお値段は700円。アイブロウジプシーの方におすすめです。

この細い楕円形が書きやすいのです

マスカラ

わたしのまつ毛は長くも短くもない、ふつうの長さです。が、これをつけてたら若い友だちに「たちばなさん、〈つけま〉ですか?」って聞かれました。そんなの言われたの生まれてはじめてだから、すごくニヤついた顔で「ち、ちがうよぉ?」とか返しました。というわけでリピ&おすすめ。

アイライナー

低刺激性のアイライナー(粘膜の近くだから、アイライナーの成分は大事!)。アイライナーを引くと夕方には悲惨な顔になることもあったのだけど、こいつは大丈夫。書きやすいし、おすすめ。

リップ

人生で初めて、同じリップをリピートしました。最初は濃く感じたけど、慣れたらこれくらいがちょうどよくなりました。 きちんとして見えるし、落ちにくい。とくに仕事用に重宝します。1000円以下とお値ごろなのもよし。

ヘアケア

シャンプー&コンディショナー

頭皮には、どうやら「ビオチン」「ケラチン」が効くらしいです。で、そのような高機能シャンプーを日本で買ったらめっちゃ高くなるところ、iHerbでは3000円。しかも約1リットル入ってます。

一生使い続けたい。

ヘアマスク

これもマジでおすすめ。自分史上最高のサラツヤ髪が、あなたのものに。まるでサロン帰りみたい……というのは誇張だけど、それでもびっくりするくらいサラッサラになります。

とくにカラーやパーマで髪を傷めちゃった方にはぜひ使ってほしいヘアマスク。

ヘアミスト

熱から髪を守るヘアケアスプレー。ドライヤーやアイロン前に使うと髪がサラサラに。これなしでドライヤーは使えません。

衛生用品

マウスウォッシュ

何本もリピートしているマウスウォッシュ。朝起きたらタンクリーナーで掃除して、マウスウォッシュを使うのが日課です。

1本で3ヶ月以上もつコスパの良さもナイス。

歯磨き粉

がつんとしたミントに慣れている人にはちょっと物足りないかもしれないけど、ココナッツやシナモンなど、マイルドな歯磨き粉も使ってみるとなかなかいい感じです。

生理用ナプキン

ナプキンは布&生理カップ派です(お安くすむから)。ナプキンは外出用として購入。安心素材ではありますが、さすがのiHerbも、生理用品は高いです。でも、からだ、いちばん、だいじ。と言いきかせ、歯を食いしばって購入しております。

アクネトリートメント

にきび・吹き出物用のクリーム。数えきれないくらいリピートしました。皮膚科に行きなさいよ、と言われたら、本当にその通りです。

にきびパッチ

40越えてもニキビって出きます。コレを貼りつけておくと、枯れる(?)のが早い気が。うっかり触ったりできないのも◎。

思春期のお子さまにもおすすめです。

日焼け止め

SPF50でありながら、白くならず肌荒れしない日焼け止め。外出時におすすめです。

バスミネラル&ソルト

マグネシウムを皮下摂取できる、iHerbで人気のバスソルト。
説明文からして素敵すぎです。

「オランダの古代ゼヒシュタインの海底から採取した塩化マグネシウムの高濃縮結晶です。何も加えず何も除かず、採取したままの状態でお届けします」

コレを使いはじめてから、湯上りに肌がかゆくなるということがなくなりました。ただマグネシウムを摂取できているかどうかは、今のところ不明です。

食品

アップルサイダービネガー

iHerbで不動の人気を誇る、りんご酢。顔が歪むくらい、すっぱいです。そのままなんてとても飲めないので、料理に使用しております。なぜか2本も在庫があります。

青汁

こちらもiHerbで不動の人気を誇る、青汁。毎朝、白湯と豆乳か牛乳で割って飲んでいます。まずいけど、我慢すれば飲めなくもない。体にいいと信じられないと、とても飲めないレベル感ではあります。

紅茶

何回買ったら知れない、オーガニックのアールグレイ紅茶。あっさりめにいれたり、濃厚なミルクティーにしたり、お菓子を焼くのに使ったり、一年中使えるオールマイティな紅茶です。

ミルクティー好きならこちらがおすすめ!ずっとアールグレイをミルクティーで飲んでいて、気分を変えて買ってみたらおいしくてびっくり。以来、リピートし続けています。

中身というより缶がナイスの紅茶シリーズ。内蓋がついていて、茶葉が湿気ないのです。缶だけを何年も使い続けております。

マスタード

オーガニックかつマイルドなマスタード。口径が広いから、一気にどっさり出せます。

パッケージのデザインがすてき

はちみつ

オーガニックのありがたいはちみつ。はちみつはこのシリーズをくり返し購入しています。オーガニックのはちみつが454gも入って1600円ほど。ありがたや。

サプリ

マルチビタミンサプリ

ご存知でしたか。ちょっとしたストレスでさえ、多量なビタミンを失ってしまうことを。このまえ本で読んで驚愕しました。

こちらは2粒で1日分を補給するマルチビタミンサプリ。セコいわたしはもちろん1日1粒です。マルチビタミンってびっくりするくらい、くさいんですよね。何年も経つのに、毎日「くっさ」って思います。尿はすごく黄色いです(よぶんなビタミンが流れだすためです。ご安心くださいませ)

亜鉛サプリ

せんじつNHK「トリセツショー」で亜鉛の重要さを思い知り、あわてて購入。毎朝1粒飲んでおります。効果は、わからない。でも、続けております。

鉄サプリ

ものの本によると、鉄サプリってなんでもいいわけではなくて、「キレート鉄」がよいのだそう。

キレート鉄のメリットは、吸収されやすく胃腸にやさしいこと。
以前は普通の鉄サプリで便秘に苦しんでいたのだけど、このサプリに替えてからはかなり楽になりました。

健診で貧血と診断されたこともあり、最近は生理中だけでなく毎日飲んでいます。

 

* * *

 

長くなりましたが(疲れた)、今後もリピートし続けるつもりの商品だけを集めてみました。

(他にもおすすめがあるにはあるのだけど、リピートするかは微妙……といった商品ははぶきました)

とはいえ、わたしはインフルエンサーでもなければ、美容マニアでもありません。ついでにYouTubeもインスタもXもやっていません。

そんな人間の愛用品ではございますが、どなたかの参考になりましたら幸いです。

それにしても、iHerbにはまだ知らない商品だらけ! 試してみて、愛用品化したら、また紹介しますね。たぶん。

 

jp.iherb.com

何度も見返しては小躍り。ココナラで動画編集を依頼した話

もう二度と海外旅行なんか行けないかも。そんな思いから、旅行中は張り切って動画を撮りまくりました。

撮りまくったはいいのだけど、撮っただけのだらだら動画ほどおもしろくないものはありません。撮った本人ですらつまらない。

そうはいっても動画編集スキルもなければ、やる気もなし。いったいなんのために撮ったのでしょう(そういえば撮ってる時って、撮ったあとのこと考えずにめっちゃ撮りますよね)。

しばらく悩んだすえ、「もしかしてココナラで依頼できる?」と思いつき、動画編集をしてくれる人を探しはじめたのでした(めっちゃいっぱいいた)。

coconala.com

今回はややクオリティ重視で、1万円以上の方から探しました(最安値だと3,000円くらいからあります)。
旅行動画は何十年経っても見るから、1万円以上でも割り算すればまぁ……という考え(言いわけ)です。

動画のサンプルをたくさん見て、好みの人を見つけたら見積り依頼です。

丸投げでOKですよと言っていただいたのに、疑り深いわたしは素直に丸投げできず、Excelに素材ごとの情報を書き出し、修正依頼はPowerPointで指示資料を作成。休日がつぶれました。

そうして待つこと約2週間。

もうね、悩んでたことがウソみたい(アナ雪)。

ど素人の撮ったどうしようもない動画素材が、なんということでしょう、とってもすてきな旅行Vlogに育って帰ってきたのです。あんまり嬉しくて、何度も見返しては小躍りしました。

 

自力で編集はできない。でも本当は、何度だって見返したい。

そんな動画がある方は、ぜひ。

 

 

「ココナラ」には、年イチくらいで困りごとを頼んでおります。動画編集以外にも、イラストや占いなどいろいろありますよ。このブログのタイトル文字やイラストも、ココナラで描いていただいたものです。多謝!

coconala.com

香港旅行メモ⑩|二度と春に旅行なんかしない

おおざっぱな性格だった若いころは、旅行に行くにも計画を立てず、行った先でなんとなく食べてなんとなく見るだけだった。

歳とともに神経質化が進むと、旅先を徹底的に調べ上げるようになった。食べる店。買う店。観光地。ここからそこまでバス○分+徒歩○分。今回の香港旅行も、調べに調べた。

事前調査が楽しければ問題ない。わたしの場合、楽しいどころか、だんだん追いつめられているような気分になってくる。神経質になったからというより、「損したくない」という気持ちが、歳とともに強まったからだと思う。

それから心配性化も進んでいる。
誰かが行けなくなったら?体調を崩したら?道に迷ったら?店が閉まっていたら?っていうか死んだら?

心配には終わりがない。心配できることは全部心配し、事前調査も通常ではありえないほど時間をかけた。にもかかわらず、前日までに何ひとつ決められなかった。選択肢が多すぎて、どれにすればいいのかわからなくなったのだった。香港行きの飛行機の中で、必死に行程を再検証した。着いた頃には、もう疲れていた。

今回の旅は(っていうか毎回だけど)、わたしがアテンド&撮影係だった。スマホも持たない4人をぞろぞろ連れて歩く。Googleマップを見ながら動画を撮り、道を確認し、店を探す。

しかも1人、めちゃくちゃ尿の近いのがいる。旅行中、何度もトイレを探すはめになった。「さっき行ったやん!」と言いながら半泣きでトイレを探し回った。疲れた。

初日はまったく眠れなかった。
頭の中で翌日のシミュレーションを始めたら止まらず、そのまま朝になった。
高齢者は朝が早い。うとうとしかけた頃には、リュックを背負い、万事ととのえた親族がドアベルを押していた。

2日目も眠れなかった。
死ぬほど疲れて、限界のドアを何枚も開けているのに、まったく眠れない。

ちなみに旅行前日も一睡もしていない。これで二晩眠れていない。この日も眠れなければ三晩連続で寝ないことになる。そんなの人生で一度もない。このまま死ぬんじゃなかろうか。

「こういう時はいったん起きるのがいい」という知恵を思い出し、これまでの行程や翌日の予定をノートに書きつけた。書きつけるうちに朝になった。

朝になっちゃった

6時きっかりにドアベルが鳴る。リュックを背負った、元気いっぱいの高齢者たちが部屋に入ってくる。

わたしがぐずぐず用意している間、彼らはじっと待っていた。目を輝かせて、今にも外に飛び出して行きたそうにしている。信じられない。

いや、知ってた。彼らはいつも元気でタフだ。フルマラソンとかトライアストンの大会に毎年出ている。それでも海外旅行は別だと思っていた。彼らの体力をあんなにも心配していたのに、旅行中も旅行後もものすごく元気だった。

3日目の夜、ようやく眠った。酒を飲んだからだ。4時間後には空港へ向かわなければならなかったけど、ベッドで目を閉じた瞬間にすこんと寝た。

案の定というか、帰国後に思いっきり体調を崩した。高熱が出、のどをやられ、2日間ずっと布団の中で過ごした。

その後も体調は戻らず、ついには長い長い綿棒で鼻の奥に薬を塗りつける治療がはじまった。
5年日記を読み返したら、この時期はかならず体調を崩していた。一年で最も旅行に適さない時期に、うれしげに旅行を決めたのだった。
二度と春に旅行なんかしない。会計を待ちながら、固く誓った。

万が一、春に香港へ行くことがあったら、なにがなんでも睡眠薬を持っていこう。
ただし睡眠薬を飲んだことがないから、どうなるかわからない。
本当に目が覚めるんだろうか。

 

 

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これで香港メモはおしまいです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

香港旅行メモ⑨|全費用まとめと、Wiseカードに助けられた話

今回の香港旅行、いったいいくらかかったのか、震えながら計算してみました。

全費用まとめ(5人分/3泊4日)

①渡航前固定費:506,890円
航空券・保険・ホテル予約など、出発前に確定している費用

カテゴリ 合計金額 内容
航空券 275,850円 香港エクスプレス利用
国内移動・前泊 79,370円 羽田への国内移動費、羽田前泊など
宿泊費 143,810円 ビショップ2泊、マデラ1泊
保険 7,860円 海外旅行保険

②現地費用:93,417円
食事・交通・お土産など、現地で使ったお金

カテゴリ 合計金額 主な内容
食料品 13,550円 Wellcome、7-Eleven、Marks & Spencer など
外食 23,957円 Tim Ho Wan、San Shui、King Yiu Limited、C Dessertなど
現地交通費 13,623円 エアポートエクスプレス、MTR、Star Ferry、トラム など
現金 24,471円 HSBC、Hang Seng Bank ATM引き出し
ショッピング 18,816円 Elegant Tang Dynasty、Bookazine、Glory Bakeryなど

旅行総額(①+②):600,307円

食事の回数が少なかったし、爆買いもしなかったため、現地費用は思ったより抑えられました。

そうは言っても60万円……。

次、いったいいつ行けるんだろう……。

Wiseカードに助けられた話

今回、せめてもの抵抗として作ったのが、Wise(ワイズ)カードでした。

WiseカードはVISAタッチ対応のデビットカード。
なにがすごいって、
・海外事務手数料が無料(クレカだと4%近くかかるカードも)
・現地のATMで、良レート&25,000円まで手数料無料で現金を引き出せる
・万が一盗まれても、残高以上は使われない
・オクトパスカード代わりにかなり使える

両替するのがめんどくさいので、現金を25,000円まで手数料無料で引き出せるのはありがたかったです(アプリが見やすいのも地味によかった)。

香港旅行といえばオクトパスカード必須! というイメージだったんだけど、今回はバス、MTR、トラム、スターフェリーなど、移動はWiseカード(VISAタッチ)で乗り切れました。

まあ、クレカ利用と比べて何万も変わるわけじゃないし、必須とまでは言えないんだけど、わたしみたいに「少額でも損したくない」という節約派にはおすすめです。

ただ、カード到着まで2週間くらいかかるので、早めにご準備を。

▼こちらの紹介リンクからWiseに登録すると、カード無料や送金割引などの特典が表示されることがあるみたいです(※特典内容は、地域や時期によって変わるそうです)。

Wiseカード

Wiseの紹介プログラムを利用していますので、条件を満たした場合、わたしにも紹介料が入ることがあります(すみません、、)。それでもよろしければどうぞ!

反省点まとめ

今回の反省点・申し送り事項をざっくりまとめました。

●eSIM、すぐには繋がらない

香港空港到着後、eSIMはすぐには繋がりませんでした。
繋がるまでどきどきするけど、焦らずお待ちを。

ちなみに楽天モバイルご利用の方は、海外ローミングをONすると2GBまで無料で使えます。天気や地図を確認する程度だったので、わたしは2GBで十分でした。

●物理SIMスマホは注意

事前にロック解除していても、使えないスマホがあるようです。
渡航前に利用可能かのチェックをぜひ(現地で時間と精神力を削られます)。

●羽織りは必須

外は暑く、店内は極寒の香港。自律神経がやられます。

●いざという時のガイドブック(電子書籍でも○)が便利

疲れやすい方はとくに。疲労で頭が働かず、次に何をすればいいのかわからなくなった時、ガイドを眺めれば何とかなります。

●Googleで「トイレ」と検索すると近隣を探せる

日本に比べて、香港はトイレがめっちゃ少ないです。トイレットペーパーのない場合があるので、ティッシュ必携。

●九龍側のホテルに宿泊する場合、空港バスがおすすめ

空いていれば30分くらいで空港へ。渋滞する空港でもバス専用レーンがあるためスムーズ。不測の事態に備えて一人50ドル札を持っておくと安心です(実体験:バスのカード読み取り機が壊れてた)。

●5人以上の場合、Uberは必須

この旅でいちばんの反省点=Uberを入れておかなかったこと。
5人乗りタクシーがつかまらず、時間と体力を消耗しました。

 

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香港メモ、これで終わりのつもりだったんだけど、まだ書きたいことが残っていました。

最後に少しだけ、泣きごとを書いて終わります。

もう少しだけお付き合いください。

香港旅行メモ⑧|お土産、見るたび高まる香港熱

旅行中はなぜか財布がガバガバになりがちだけど、香港はなにしろ物価が高い。

「これは日本円で○○円…」と常に冷静に円換算していたためか、今回はさほど買い物に精を出しませんでした。

買い物をしに行ったんじゃないんだから、とか言ってたんだけど、あらためて写真を見たら「Tempoティッシュとかタイガーバームとかポップパンとかもっといっぱい買っときゃよかった」って後悔しきり。

お土産で買ったもの

①中国茶(美香村茶荘)|中環

1964年創業の、セントラルにある中国茶屋さん。今回の旅でいちばん幸せなお買い物時間でした。

お茶はいい香りだし、値段も良心的。直前のタクシートラブルで死にかけてたので、店主の優しさが沁みました。

買ったのはライチ紅茶、ジャスミン茶、人参烏龍茶、工芸茶。毎日大事に飲んでおります。

ぜんぶで410ドル(8389円)。※写ってないけどライチ紅茶は2個買い。

②スターフェリーの置物(Bookazine)|中環

ほんとは香港限定のトミカが欲しかったんだけど、実物を見たら心を動かされず…。

あきらめかけていたところに、オシャレ書店「Bookazine」でスターフェリーの置き物を発見&一目惚れ。大事にくるんで持ち帰りました。

150ドル(3069円)。

見るたび香港行きたい熱が高まります。

③クッキー(栄光手工創意曲奇 グローリー ベーカリー)|尖沙咀

香港でクッキーといえば「ジェニーベーカリー」が有名(いつ行っても大行列!)。わたしは「グローリーベーカリー」派です。さくさくの食感が最高で、選ぶ楽しみもあります。

ただ、加齢ゆえか、2枚も食べたらなんだかお腹が重たく……。7年前まで、いくらでも食べられたのに。

毎回買うのを楽しみにしてたけど、もう買えないかも。とてもかなしい。

甜蜜時光(Sweet Moment) 148ドル(3028円)

④インスタント鴛鴦茶、オイスターソース(wellcome)

香港のあちこちにあるスーパー、Wellcome。滞在中の軽食に便利なのはもちろん、お土産もお手ごろ価格です。

「鴛鴦茶」とは、ミルクティーにコーヒーを混ぜた香港独自の飲みもの。リプトンのインスタント鴛鴦茶は本物そっくりのお味で、香港気分を味わえます。ただ、なぜか、途中で気持ち悪くなって全部飲めない。加齢のせいでしょうか。

オイスターソースも毎回買います。日本でも買えるような気がしてならないので、スーパーの中華調味料の棚は目をつぶって通りすぎます。

⑤ティーバッグ(M&S)|中環

イギリス発の高級スーパー、Mark&Spencer。大好きなんです。なにがって、なにがでしょう。わからない。

ほんとうは保冷バッグが欲しかったんだけど、販売していないようでした。M&Sの保冷バッグはド派手でかわいいので残念。

⑥マグネット(錦綉唐朝)|尖沙咀

かわいくて、ちまちました香港土産を安く、大量に売っているお土産専門店「錦綉唐朝(エレガント・タン・ダイナスティー)」。めちゃくちゃ混んでるけど、選ぶのが楽しくて、時間を忘れます。

ちなみに尖沙咀店はカード利用可で、中環店は現金 or オクトパスのみでした。

2つで65ドル(1330円)。

 

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何を買うべきかってコンテンツは大量にあるけど、お土産に関してはあまり調べませんでした。

よそ様のおすすめをサクッと買うより、うだうだ悩んで選ぶほうが楽しいと思うのは、わたしが昭和生まれだからでしょうか。

そういえばこの前読んだ本に「明治女」って言葉があって、かっこいいなと思いました。でも「昭和女」って、なんだろう、ぜんぜんかっこよくない。

 

 

香港メモ、あと少しで終わります。