「君は世界に一人だけ」にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
このエントリでは、当ブログと運営者について紹介いたします。
わたしについて
はじめまして。橘 (たちばな) と申します。
本名ではなく、通っていた小学校の名前です。
思い入れもくそもありませんが、何かの折には「原点に立ちかえりたかった」と説明したいと思います。
本職はWeb制作。コーダー歴7年、ディレクター歴7年のへぼディレクターです。
ブログ名について
ブログ名「君は世界に一人だけ」は、RIP SLYMEの『One』から。
自分のために走れるのなら
そのためだけに守れたなら
君の世界は一つだけ
君は世界に一人だけ
深く考えず、ぱっと思い出したフレーズにしました。
ブログの目的
書き物を楽しむこと。
ブログの目標
コンスタントに書く。
できるだけわかりやすい文章を書く。
エッセイも書く。
ブログ立ち上げまでの道のり
やりたいことがない。
生きていく目的もない。
ひたすら「こなす」だけの人生。
汚い池に棲む汚い魚みたい、わたし。
毎朝、通勤するたびにそう思っていました。
「書きたい」という気持ちが生まれたのは夏まっさかり、だらだら汗を流しながら会社へ向かっていたときのこと。
なんの脈絡もなく、いきなり「書きたい」と思ったのでした。
雷にうたれたように……なんていうと自分に酔ってるみたいで恥ずかしいのですが、でもそのときは、ほんとにそんなでした。
「書きたい」と思うだけで、どきどきする。大きな白い紙を与えられた子どもみたいな、体ぜんたいが跳ねだすような感覚。
そんな感覚は思い出せないくらい久しぶりで、自分がなにもかもから自由になった気がしたのでした。
でも。
なにを書くの。
書く習慣なんて、もちろんない。書きたいは書きたいけれども、現実的に、具体的に、いったいなにを書けばよいのかわかりませんでした。
誰にも求められていない。まして、役に立つものなど書けるはずもない。
つまり、やるだけムダ。ただでさえ忙しいのに、ムダなことは絶対にしたくない。
会社の自席に着くころには、意気消沈どころか、頭の中は否定的な声でいっぱいになっていました。
だいたい、もう40にもなろうという女が、いったいなにを書こうっていうの。うだつの上がらない万年平社員のくせに、なにを発信するだって?
突出した特技もなければ文章力もない。やるべきことから逃げて、ただ現実逃避したいだけでしょ。笑わせないでよ。あんたの文章なんか、だれも読みたかないわよ。
PCにログインして、しばらくぼんやりとすわっていました。フロアにはだれもいません。出社時間より一時間も早く出社していたからです。
なにもできないなら、せめて信用されたかった。だって、とくにやりたいこともないし。
こうしてやりたいことが見つからないまま、死ぬんだろうな、わたし。
わたしが死のうがどうしようが、だれにもなににも関係ない。
関係あるのはわたしだけ。わたしの棲む汚い池みたいな、くそみたいな世界だけ。
でも。
この、でどころのわからないワクワクを無視したら、わたしは一生、変われない。
なにかをしたという手ごたえもないまま、空っぽのまま焼かれて死ぬんだ。
いやだそんなん、ぜったい、やだ。
テキストエディタ『秀丸』を立ち上げ、そのときの気持ちを一息に書きました。
書くって、こんな、気持ちいいことなんだ。
ようやく出社してきた社員がそれぞれの席にどさっと腰をおろす、そのいつもの光景を見て、ふいに「変われるかもしれない」と思いました。
今朝わたしに起こったことは、だれにも関係ない。
だからそうしたければ、書いたってかまわないんだ。
そのようなわけで、「書きたい」から数日のうちに、ぶじブログを開設したのでした。
SNS
日常をつぶやいています。更新頻度低め。
※2022年から更新停止中。
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これからも、橘と当ブログをどうぞよろしくお願いいたします!
橘 (タチバナナオ)