休日にぽわぽわすごしました。
なにかというと「これをやらねば」「あれをせねば」思考&自己嫌悪におちいりがちなわたしにとって、ちょっとした奇跡みたいなもの。
自分の奥深くに根ざした「べき思考」が変わってきたと気づきました。
連休中は自分にやさしくしようと決めたのも、大きな変化のひとつです。
連休初日、久しぶりに花を買いました。
過度な出不精のため、休日は一歩も外に出ません。
そんなわたしが、午前中から花を買いに行くなんて……と、それだけでえらく感動して。
なにやらうきうきするわ、肯定感もぶち上がるわで、ころっとハッピーになれちゃったのです。
こんなささやかなことで、かんたんにハッピーになれるものなんだなあ。
部屋に花があると幸せになる、とまでは思わないけど、単純に目がぱっといくんですよね。
なにかの本で「ヒトは直線にストレスを感じるから、部屋に曲線的なものを置くといい」と読んだのを覚えています。
曲線しかない花は、だから心を癒すのにうってつけなのかもしれません。
天気のいい午後はベランダですごしました。
ベランダですごす気持ちよさに開眼して以降、休日の午後は積極的に出るように。いまの時期はほんとうに気持ちいいです。
濃いめのコーヒーをつくって、お気に入りのショールにくるまって空をぼおおおおっと眺めていると、すぐぽわぽわしてきます。
そして「こういう時間を大切にしようとする自分」を肯定的に感じられて、とくになにもしていないのに、なにか大切なことをしているような気持ちになれるという寸法でございます。
自分にやさしくする。
具体的には、「自分を批判しない」「やりたいことを聞く」といったベーシックなことです。
そう決めたら、連休中、びっくりするくらいおだやかでいられて。
あんなに悩んでいたのに……とちょっと拍子抜けしました。
もちろん、花を買うだけ、やさしくしようと決めるだけで意識を変えられるなら苦労はないわけで。
批判するのはかんたんなのに、やさしくするのは努力と慣れが必要みたいです。
ところでわたしは、自分にやさしくするとか、肯定的に受け止める努力を、これまでいったい誰にたいして遠慮してたんだろう?