君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

ひとりでホテルのアフタヌーンティーへ行く@パークハイアット東京「ピークラウンジ」

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3月半ば、新宿の「パークハイアット東京」でアフタヌーンティーを楽しんできました。

都内ホテルのアフタヌーンティーへ行く機会は何度かあったけれど、ひとりでの訪問は今回がはじめて (ひとりで行っていいとも知らなかった)。

ひとりアフタヌーンティー、すんごくおすすめです。

基本情報

パークハイアット東京 41階 「ピークラウンジ」

restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp

メニュー

▼プラン
シグネチャースタンド
3,162円 (サービス料・税込)

▼メニュー内容
サステナブルスモークサーモンと菜の花 抹茶ブレッド
グリーンピースのクリームとラディッシュ スナップエンドウ ズッキーニのシュー
パルマハムとトマトコンフィ パルメザンのブリニ

プレーンスコーン
(クロテッドクリームとミックスベリージャム)

柚子のムースと苺のジャム 赤いフルーツのグラサージュ
とちおとめ苺のタルトとストロベリーゼリー
宇治抹茶のフィナンシェ 薔薇のシャンティーと苺

▼飲み物 (おかわり自由・種類変え可)
紅茶/11種
ハーブティー/5種
日本茶/6種
コーヒー/5種

予約方法

一休にもプランはあるけれど、同料金でメリットはない。確保されている席数も少ない。
予約は公式サイトからぜひ。

www.tablecheck.com

ひとりを歓迎するパークハイアット

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パークハイアットアフタヌーンティーには「おひとりさま限定のプラン」が存在する。

他ホテル数件をチェックしたところ、おひとりさまを歓迎するプランは存在しなかった。
人数「1」が選択できる、以上。
のこのこ出かけていったらいやな顔をされてしまいそうでちょっと怖い。

パークハイアットでは、ひとりでの来店を歓迎している。歓迎どころか、むしろ優遇である。

なんと、窓際の席を確約してもらえるのだ。

パークハイアットアフタヌーンティーといえば、なんといっても高層階からのスカイビュー。開放的な展望が売りである。その窓際を確約してもらえるのは純粋に嬉しい。

あるいはコロナ禍においての特別なプランかもしれない。それならなおさら、今がチャンスである。

ひとりで落ち着けるのか問題

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慣れない場所は緊張する。

私は場になじむまでに時間がかかる。光や、音や、温度に少しでも違和感があると神経症的に気になってしまうタイプだ。

私は角の席に案内された。飲み物を作るパントリーのすぐ隣だ。前半戦はスタッフの出入りが気になって、ドキドキして落ち着かなかった。

しばらく落ち着かない時間を過ごした。そしてスコーンをひとつ食べ終えた頃にようやく、ふっと肩の力が抜けた。
胃が満たされると、心も少し落ち着いてくる。なんだかんだ言って動物である。

シングルソファもすごく良かった。
広くてすわり心地が良い。深く腰掛けると何か守られているような気持ちになる。ひとりだからよけいに、この守られ感がありがたかった。

これがふつうの腰掛けの椅子だったら、あるいはダブルサイズのソファだったら、最後までぜんぜん落ち着けなかったかもしれない。

おいしさ以上のおどろき

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ホテルのアフタヌーンティーである。あの、三段からなるスタンドにちんまりと鎮座した、うつくしい宝石たち。まずいわけがない。

パークハイアットアフタヌーンティーは、どれも文句なしにおいしかった。だけでなく、口の中に入れた瞬間のおどろきがあった。

とくにセイボリー (サンドイッチ系) は感動した。口に入れた瞬間、想像とは違う味が広がった。向かいに誰かいたら、「何これ! うっまあああああ!!」と叫んでいただろう。

味覚が敏感になっていたのは、私がひとりだったからだ。

これまで、ホテルの有名なアフタヌーンティーにたいし「おいしいけど、まあこんなもんかな」レベルの感想しか持てなかった (ゆえにいちどもリピートしていない)。

誰かと一緒にいると、たいていおしゃべりに夢中になる。すると味覚も、それほど繊細に感じられなくなる。
一緒に「うまああああ!!」と言い合えるのは幸せだ。けれどそれが、味覚を鈍らせる要因になっていたのかもしれない。

パークハイアット的スコーン

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ホテルスコーンらしく、腹割れは小さい。ほろほろ系。甘すぎない。あくまで脇役に徹する上品さがある。ティールーム系のスコーンとは方向性がやはり違う。

一言で言うと「感じのいい」スコーンだった。
お高くとまっておらず、かといってカジュアルでもない。パークハイアットそのものみたいな、引き算の上品さを感じた。

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そして、なんといっても主役のクロテッドクリーム様である。私はクロテッドクリームが大好きだけれど、食べた直後にもたれてしまう。
このクロテッドクリームはもたれず、わりにさっぱりしていた。スコーンにたいしての量も申しぶんない。

スコーンにたっぷりのクロテッドクリームと、ベリー系のジャムをのせる。それを頬張った瞬間の幸福感は、他の何ともかえられない。「うんめ~~~~!!」と後ろにひっくり返った (心の中で)。

飲み物は、好きなものを好きなだけ

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アフタヌーンティといえば、飲み放題。紅茶やらコーヒーやら日本茶やら、種類を替えて存分におかわりをいただける。

それほどスタッフが多いわけではないため、ときに捕まらない。スコーンにとりかかる前に、飲み物が足りているかチェックされたい。
なお飲み物の提供は早い (冗談みたいに遅いホテルもある)。

私はじゃんじゃか紅茶を飲んでいたため、とくに飲み物について促されなかった。
隣のグループには、ときどきスタッフが「お飲み物はいかがですか」と声をかけていた。オーダーのペースがゆっくりな席については、とくに気にかけている様子だった。

ちょうどいいホスピタリティ

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ホスピタリティについても「ちょうどいい」印象だった。

必要以上にテーブルへ来るでもなく (あまり的確すぎると監視されてるように感じる)、案内も丁寧 (ほんの少しの段差にさえ注意を促してくれる。姫気分を味わえる) で、料理もひとつひとつ説明してくれた 。

そういった「当たり前のこと」をきちっとしてくれると、自然と好感度も上がるというものである。

好感度の低いスタッフはいない。こちらがひとりだからといって、決してないがしろにはしない。私のちょっとした言葉にも、ふふっと上品に笑ってくれた。

総じて丁寧で、フレンドリーなスタッフという印象である。

アナログなひとり時間を

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せっかくアフタヌーンティーを楽しむなら、できるだけアナログなひとり時間を過ごしたい。

なぜならスマホがテーブルの上に置いてあるだけで、ひとは集中力を失って、楽しい気分が削がれてしまうからだ (とテレビで言ってた)。

ありきたりだけれど、アフタヌーンティー中は読書をおすすめしたい。
アフタヌーンティーはたっぷり2時間を過ごす。そこで読む本を探すだけでも、何だかうきうきする。

遠足のお菓子を買うみたいに、当日までの楽しみがひとりアフタヌーンティーにはある。


* * *


ひとりでホテルのアフタヌーンティーへ行く。完璧な非日常体験です。

何回か行けば、いずれは非日常感が薄れます。最初の感動は、もう感じないかもしれません。

でもそれでいい。気に入った場所は何度も訪れることで、自分らしく過ごせる居場所に変わっていきます。そんな場所がひとつ増えるたびに、人生はより豊かになっていく。

心地いい居場所リストの中に、ホテルのアフタヌーンティーが入っているのは悪くない。
そう思いませんか?

 

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ひとりアフタヌーンティーのきっかけをくださったmikaさん (@mika0428) にお礼申し上げます。

 

※ 後日、結婚記念日にピークラウンジを再訪しました。こちらもご参考ください。 

littleray.hatenablog.com