君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

ウイークエンド、レモンのケーキ

連休は部屋で飲んだくれてました。

せっかくの連休にどこへも行かず、おいしいものも食べず、昔のライブDVDやらF1の録画やらを見ながら、だらだら飲んでただけ。

それをむなしいとか悲しいと感じなかったのは、あんまりにも暑くて、うまくものを考えられなかったからだと思います。

部屋やベランダでだらだら飲み、冷蔵庫にあるものを切ったり切らなかったりして食べ、飲み、うふうふ笑い。これはこれで、まあ幸せでありました。

酔っぱらうと暑いとか、なくなる

とはいえ三日目ともなると、ちょっと飽きてきます。

なにか一つくらい、「これ」ということをしておきたい。作ったことのないお菓子でも作ろうと『バターを使わないパウンドケーキ』をめくって、見つけたのが「レモンのウイークエンド」でした。

ウイークエンドは「週末に食べるケーキ、という意味を持つフランスの焼き菓子」です。ウイークエンドという名前もきらきらしく、今の時分にレモンのお菓子なんて素敵のかたまり、ウイークエンドにウイークエンドを作るって休日マスターみたいで最高、というわけで作りました。

ウイークエンドは名前のわりに、それほど手間はかかりません(もちろん手間のかかるレシピもあります。わたしがめんどくさがりなだけ)。混ぜて焼いて塗る。もうちょっと詳しく書くと、

1. パウンドケーキの材料にレモンの汁と皮を混ぜてオーブンで焼く。
2. 焼き上がったケーキの粗熱をとって上下ひっくり返す。
3. アイシング (粉砂糖+レモン汁) をかける。

以上。

焼いた直後。ここからお化粧します

砂糖をへらしすぎたし、粗熱をとるのが面倒であつあつのままアイシングをかけちゃったし、「作った」以上の加点はゼロのウイークエンド。

それでも初めてのお菓子を作ったというだけで、三日間のだらだらがちゃらになったような、起死回生的な気分になりました。こんなのでちゃらにしたがる往生際の悪さは、いかがなものかと思うけど。

ウイークエンドはレモンがしっかりしみて、紅茶にベストマッチングでした。

ものすごく昔に買ったレモンの皮を削ぐキッチンツール、ここで活躍

ところで連休明けの今朝からものすごいいきおいで下してるんだけど、なんでだかわからない。