はてなブログのテーマを公開して以降、いろいろなブログと出会うようになりました。
テーマをインストールした人から、特段のアクションがあるわけではありません。単に、テーマページ内の「利用中のブログ」をちくいちチェックするようになった、というだけです。
最初は、不具合がないかを確かめるため。
えらそうにテーマを公開したはいいものの、不具合ってがんがんに見つかるんですねえ、もうびっくり。
なので最初はいわば、やむをえず。
でもそのうち、新たなブログとの出会いが、だんだん楽しくなってきて。
こちらの好みとは関係なく、ランダムに表示されるブログをチェックしていると、いろいろな人が、いろいろな思いでブログを書くのだなあ、と気づかされます。
それから少し、心強い気持ちも。これだけいろいろなブログがあるんなら、ブログなんて、ほんとうになんでもありなのかもしれない。
つまらないことしか書けない、だの、自分語りってどうよ、だの、リンク貼ったら金めあてと思われる、だの。何かを書くたびいちいち悩んで、固くなってたけど、そんなに悩まなくてもいい、かもしれない。
よりごのみせずブログを眺めるのも、いいですね。まあ、ごくまれにつらいような気持ちになることも、あるけど。
それにしてもブログって、どのくらいあるんだろう? 日本語のブログだけで、何億個とかあるのだろか。
自分にとっては、自分のブログがゆいいつ一つのブログ。なのだけど、あたりまえだけど、そんなの数億分の一でしかない。むなしいとか悲しいとかでなく、ただ、そうなんだなあという、感慨というか雲目線というか。
わたしにとってそうであるように、誰にとっても自分のブログがいつだってゆいいつ一つのブログ、そんなごくあたりまえの事実が、「利用中のブログ」を眺めることで、どーんと腹にはまったのでした。うーん、テーマづくりは、深い…。