君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

元旦のしあわせ感は、いずこ

ほかの行事ごとはただただめんどくさいけれど、元旦は好きです。わけもなくうきたつ、あの感じが。

ことしの元旦も、うきたち&ゆるゆる過ごしました。

初日に手をあわせ雑煮おせちを食べお笑い番組を見ながら酒をのみ、しあわせーとか言ってみたりして。

あんまりしあわせで、だから二日も、元旦とまったくおんなじようにすごしました。

 

ところが、なんか、うまくいかない。
元旦の、おなかの底からふつふつくるような、えたいのしれないしあわせ感が、ない。

酒が、たらんからだ。
焦ってぐいぐい飲んだら、すぐにきもちわるくなりました。

なぜだか、たった一日で、もとの自分に戻ってしまったのでした。

 

元旦から日を追うごとに気分は落ちこんで、困ったことです。
家にいるのにも飽きて、週末、ようやく外へ出ました。

原宿にありそうなコーヒースタンド(このごろは田舎にもおしゃれな店がふえましたね)で、お兄さんがていねいかつ真剣にいれてくれたコーヒーを持って、歩いて海へ。

おいしいコーヒーを飲みながらしばらく海を眺めていると、「えたいのしれないしあわせ感」が、おなかの底にちょっぴし戻ってきました。

空も海も青く、日差しはあたたかく波はおだやか。
エンジンを切った一艘の船が、静かに海を横切っていきます。

しあわせって、ずっとこうしていたい気持ち、もふくまれておるのだろか。

しあわせ感のゆくえも、自分のことも、あいかわらずわからないだらけです。