のっけから否定するみたいで気がひけますが、いわゆる日記をわたしは書いておりません。
週末に出かけても、カメラで写真を撮るだけで、気がすんでしまいます。
いちおう小さなノートを持って出かけはするものの、なにかをメモしたためしはなく。
写真が日々の日記がわりになっています。
日記。
書かない、というか、書けない。続かない。
鼻息あらく取り組もうとしたことは、過去になんどもあります。
だけどまったく続かなかった。
いっぽうで、「ノートに心のうちを書きなぐる」習慣は、毎日つづいています。
できごとを書くのではなく、そのとき頭の中にあるもやもやを書きだすものです。
わたしは雑記ノートと呼んでいますが、ブレンインダンプ、感情ジャーナルなどなど、いろんな呼び方があるみたい。
名前は違っても、やること(頭の中身を書きだす)はおそらく同じようなものだと思います。
日記はまったく続かなかったのに、雑記ノートは一年半、一日も休まずつづけています。
記録を残したい欲より、いまの自分が何を考えているか知っておきたい欲のほうが、強いようです。
日記ひとつ続けられないのかあたしは、やっぱりだめなやつ。日記に取り組むたび、そうして落ちこんでいたのだけど、いま思えば、気質の問題なのでした。
雑記ノートを書きつづけたおかげか、自分のことが少しずつわかってきた気がします。
単純で、複雑で、ぐずぐず悩んで、切り替えが早くて、楽観的で、悲観的で、孤独がすきで、さびしくて。
そしていつも眠い。
今週のお題「日記の書き方」