君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

ダイニングテーブルとイスの脚を6cmカット。Artek(アルテック)90A、CHAIR 69ほか

ダイニングテーブルとイスの脚をカットしました。

何年もあとまわしにして、ようやくようやく。足が床につくって、すんばらしいですね。

脚のカットは便利屋で

作業は、ネットから依頼できる便利屋さんにお願いしました。

決め手は見積もりです。
ダイニングテーブル1台とイス4脚で、家具屋さんは2万円、便利屋さんが1.5万円。

クオリティの差ではなく、工賃の計算方法の違いです。

家具屋さんは「一脚いくら」、一方の便利屋さんは「作業時間」。
作業していただくモノの数が多いほど便利屋さんがおトクになるというわけです。

便利屋さんに頼んで大丈夫? と不安になるかもしれないけど、大丈夫。脚カットを請け負う便利屋さんであれば、がたつきなくきれいに仕上げてくださいます。

(オプションやら何やらで、結局便利屋さんでも1.8万円になりましたが)

カット前とカット後の高さ

テーブルとイスのカットといっても、1センチ2センチではありません。
6センチ、切りました。

なぜそんなにカットしたのか。
もとの高さ(44cm)では、すわると足がとても浮くからです。

テーブルとイスの理想的な高さは、身長によってぜんぜん違います。身長から理想的な高さを自動計算してくれるサイトを参考にしつつ、高さを決めました。

参考サイト:【身長別】あなたに合ったデスクの高さと椅子の座面の高さの確認方法

  カット前 カット後
テーブル 72cm 66cm
イス 44cm 38cm
差尺 28cm 28cm

イスの高さは38cm。小学生(高学年)が使うイスと同じ高さです。男性にはずいぶん低いですね。

そのためか、「6cmは切りすぎではないか。ふつうはどんなに切っても4cm」と作業の方。

メジャーで計ってもらうと、「床からかかとが9.5cm浮いてる」。無言で納得しておられました。

6cm切ると、まるで子ども用

作業は「切って→すわって→切って」にしたい、と事前にお願いしていました。実際にすわってみなければ、あんばいがわかりませんから。でもねもうぜんぶのイス切ってるよね。

一脚だけ切ってもらって、実際にすわって、ってやりたかったのに、言えない。つぎつぎに切られてゆくイスを、だまって見ていました。

テーブル:
アルテック 90A
イス:
アルテック CHAIR 69 ×2
イルマリ・タピオヴァーラ ファネットチェア ×2

まるで子ども用みたいな、短足化したイス。ずいぶんかわいらしくなっちゃってまあ。

すわってみると、高さはばっちり。足が床につくって、すっごくうれしいものですね。

短足なイスって、なんだかまぬけで、かわらしい。
もとのしゅっとしたデザインとは違っちゃったけど、これはこれで、いいです。

惚れるのはいつだって

ぐらついていたテーブルを、便利屋さんはてきぱきと補修してくださいました(オプションではなく、便利屋さんのご好意です)。

ぐらついてたって気づきませんでした、と言うと「いや、けっこうぐらついてましたよ」。

そうか、ずうっと使っていると気づかないものなんだなあ……なんて感じ入っていると、便利屋さんがちょっと言いにくそうに、

「これ、デザインはカッコいいんですけどね」。

おどろいて「も、もしかして、値段ほどの価値はないってことですかっ」と聞くと、

「うーん。いいんですけどね、デザインは」

デザインは。

思えば、見た目重視、惚れるのはいつだってイケメン、つまりはそういうふうなものの選びかたになるのだなあ。気づかなかった。

まあ、わたしが惚れるのってじつはすんごい欠点まみれだったりするし、だから好き・そこが好きって真剣に思うから、やっぱりこれはこれで、いいです。