君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

ベンチャーへの転職に失敗した話

転職に失敗した。

10年以上いちども転職活動をしなかったアラフォーが、紹介を受けたベンチャーの採用面接で不採用となった。

失敗までの経緯を書き残しておきたいと思う。

前提

現職:Web制作 (大手、コーダー7年のちディレクター)
面接企業:フィンテック事業 (成長中のベンチャー)

転職理由

・キャリアが頭打ち
・会社の将来性が不安
・飽きた

応募までの経緯

・元上司から紹介いただいた企業
・コロナ前にカジュアル面談済み
・12月に「正式に面接を受けていただきたい」と連絡をいただき、正式に応募

一次面接

面接官に会うのは三度目だった。

形式的な面接というより、カジュアル面談の延長に近い雰囲気だった。
途中でなぜかクルマの話で盛り上がったりもした。

転職理由を聞かれて泣いてしまい、絶対失敗したと思ったら通過した。
(終わったと思った時のエントリはこちら)

気になった点・・・入社後のポジションがなかった

面接官「これまでWebでキャリアを積んだ人材をとったことがない。入社後にポジションを用意する」

私 (えっ、募集要項にWebディレクターってあったのに・・・あれ?)

二次面接

二次面接は人事のトップと現場の部長だった。
一次面接よりさらに鋭い切り口だった。

一時間予定だった面接は、一時間半に及んだ。

具体的なポジションや、仕事内容の詳細な説明まであり、正直十中八九決まりだと思った。

気になった点・・・スキルを活かせない職種を提示された

私の強み = Web制作の経験とスキル
提示職種 = プロダクトマネージャー (非Web)

私 (えっ、Webじゃないん・・・? やる気だけでカバーできるん・・・?)

面接後の迷い

二次面接後、大きな迷いが生じていた。

1. スキルを活かせない職種

先方に提示された仕事内容は、現職よりずっとハードルの高いものだった。
がんばってどうにかやれるというレベルなのか、かなり不安だった。

2. 年収15%ダウン

もとがたいした年収でもないのに、15%ダウンは大きな打撃だった。

いまより何倍も忙しくなって、年収まで下げて、そのうえ日曜日が休みでなくなる。

これらの条件をのんでまで転職する意味があるのか、だんだんわからなくなった。
相談していた元上司にも「見送った方がいいのではないか」と言われた。

* * *

最終面接については一週間後に連絡すると言われていたのに、年末年始をはさんだからか、連絡がまったく来なかった。

私は不安な気持ちのままお正月を迎えた。
もうこのまま不採用だったらいいのにとまで思った。

不採用通知

年が明けて、不採用の通知を受けた。
二次面接から三週間が過ぎていた。

いっそ不採用にしてくれなんて思っていたのに、実際に不採用の通知を受けるとショックだった。

アラフォーの転職はきびしい。さっさと転職できるなんて考えてたお前が馬鹿だと言われれば、そのとおりだと言わざるをえない。

つらいけど、これが現実。なんでもっと早く転職に踏み切らなかったんだろう?

敗因分析

通過しなかった敗因を自分なりに考えてみた。

1. スキルのミスマッチだった

最大の敗因はおそらくこれだと思う。

先方は私にプロダクトマネージャーとして活躍することを期待してくれた。
でもこれまでの経験の、どれともマッチしなかった。

私はWebにこだわらず、転職できるなら何でもやるつもりでいた。
とはいえ中途である以上、即戦力が求められる。

どちらが悪いということでなくて、ただただミスマッチだったのだと思う (思いたい)。

2. ネガティブな話をネガティブなまま語った

転職理由や現職への不満を聞かれたとき、ネガティブな内容のまま語ってしまった。

転職は、現状に何らか不満があるから踏み切る。
でもそれをそのまま伝えるべきではなかった。

社会経験もそれなりにあるのだから、ネガティブをポジティブに言い換えるくらいのスマートさが必要だった。

3. 自分の思考が整理できていなかった

転職で「何を捨てても何を得たいのか」は明確にしているつもりだった。
やりがいや年収、環境などの優先順位も。

それなのに、面接後にそれらがブレブレになってると気づいた。
自分がどうなりたいのか、どういう思いで働きたいのか、何を大事にしたいのか。

言語化できたと思っていたのに、まったく腹落ちしていなかった。

所感

不採用通知を受けたあと、同じ境遇のブログやnoteを読みあさった。
50社に書類を送って全滅なんて女性もいた。
たった一社でこれだけ落ち込む私に、そんなのが耐えられるだろうか。

モヤモヤを抱えたまま過ごす日々に、終止符を打ちたかった。
やりがいのある仕事。新しいキャリア。第一線でばりばり働きたいという意欲にも燃えていた。

だけど失敗に終わった。自分に価値なんかなかったんだと思うと、つらくてしょうがない。

* * *

二次面接後、ふとしたときにaccessの『FIND NEW WAY』が頭の中を回るようになった。

走り出さなくちゃ
なんにも起こらないと
やけにリキんでも
空回りじゃ なお悪いね 

ぐさりときた。

いまの私だ、って思った。本質を突かれているようで辛かった。

それが、不採用の結果を受けた後にはむしろ応援してくれてるような歌詞に思えたのだから、我ながらまったく現金である。

 

今回の結果を受け止めつつ、あまり焦りすぎないで次へ進みたいと思います。