君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

人生は落胆の連続

人生は落胆の連続だよ、ダーリン。

ウイスキー片手にそう言っちゃいたいくらいには、今すんんんごく落胆している。

落胆しているし、まだ頭の整理がきちんとできていないから、とっ散らかった内容になった。

でもひとまず今の状況とか、気持ちを残しておきたいと思う。
(彼女が心配してくれてるかもしれない)

* * *

11/30、私は突然人生の岐路に立った。
10年にいちどのチャンスがめぐってきたのである。

そのチャンスを掴むために、全力で事前準備をした。
そして大事な局面でやらかした。

ビジネスの場で、涙が止まらなくなっちゃったんである。

私は自分の思いを語るのが苦手な部分が、昔からある。
「ここまで」の部分ならいくらでもぺらぺら喋るのに、自分の本当の気持ちを言おうとすると、胸が苦しくなって涙がこみあげてしまう。

社内のプレゼンでさえ、思いがのってくると涙を浮かべてしまう。さすがにばれたことはないけど。

だからひとに自分の思いをあまり話さない。話さないと溜まるから、話すタイミングがあるとドッと涙が出る。

だけど何も、プライベートでない場所でそれが出なくてもいいじゃんかと思う。

当然話す内容も用意してあった。ある程度練習もした。
それなのに相手に質問されたとたん胸がつまり、声が出なくなっちゃった。

「申し訳ございません」、私はトナカイ柄のハンカチで涙を拭きながら何度も謝った。

お気に入りのトナカイ柄のハンカチは、マスカラで汚れた。
めぐってきたチャンスは一瞬にして水の泡となった。


生死にかかわる事件が起こったわけじゃない。
他人からすれば「そんなことで?」というレベルの、くだらないにもほどがある話だ。

でも私はこれ以上ないほど落ち込んだ。
恥ずかしくて情けなくて・・・消えてなくなりたいよ、ダーリン。

* * *

私の精神状態がこれまでにないほど不安定になったのには、もうひとつ理由がある。

夫が濃厚接触者となったのである。

コロナ渦で軒並みキャンセルになったライブの仕事が戻り始めていた矢先だった。
彼の現場でついに陽性者が出た。

万が一クラスターが発生したらニュースになる。
ニュースになったら、「他の国内ライブ」への影響は免れない。

夫も、私も陽性になるかもしれない。
重症化して後遺症が残るかもしれない。
死んじゃうかもしれない。

怖かった。
どんどん悪い方へ考えた。

不安でたまらなくて、Twitterでその不安をつぶやこうと画面上で文章も書いた。
だけどそのツイートを読んだ人がどう思うかを考えると、怖くてツイートボタンを押せなかった。

タイムラインが、何か別世界のように感じられた。
そのうちTwitterを開く心の体力もなくなった。

あまりの不安から、一度はやめた酒に手を出すようになった。
最後の一杯が飲めなくなるまで飲んだ。

ついこの前、お酒やめたってブログ書いたのに。舌の根の乾かぬうちとはこのことだ。

幸いにも夫に症状は出ず、接触から2週間が経過した検査でも陰性と診断された。
他のスタッフにも感染はみとめられず、クラスターは発生しなかった。

* * *

そんなわけで、Twitterもブログも、しばらくのあいだ何もできずでした。

本当は元気になってから、何事もなかったかのように「んちゃ!!」つって戻るつもりだったのに。
まさか自分が、あんな大失敗をやらかすとは夢にも思わずで。そのうえ、まだめちゃくちゃ引きずってる。

accessアカウントのライムラインを眺める元気はまだなく、不義理を重ねてしまってごめんなさい。
今何がホットな話題なのかもわかんない。さびしいけど、しょうがない。
(リプライをいただいた場合には、通知で気づくのでご返信いたしますっ!)


でも、更新しない最中にもブログを見に来てくださる方がいることを知りました。

アクセス数をモチベーションにしないために、ふだんアクセス解析は見ないようにしています。でもはてなブログって、キリのいい数値を超えると通知してくれるんだよね。

更新してないのに、アクセス数の通知がきておどろきました。
初めての方か、ちょくちょく見に来てくれる方かは分からないけど、それを知ったときはすごく励みになりました。

励みになったっていうか、気にかけてもらってるって思えて、うれしかったです。
ありがとうございます。

 

人生は落胆の連続だよ、ダーリン・・・。
苦しいことばっかで、もうぺちゃんこ。

ねえ、クリスマス、誕生日なんだよ私。
なのにツリーを出す気にもなれない。
クリスマスまでに、ハッピーになれるって信じてたのにな。

 

今はまだ、気持ちがずうううううんって感じで沈みまくってるけど、トンネルを抜けたらまた少しずつ前を向いてがんばろうと思います。