伊東温泉(静岡県)へ、一泊旅行に行ってきました。
旅行なんてコロナ以来、5年ぶり。近場&一泊だけだったけど、うっとりするくらい楽しかったです。
そう、楽しかったんだけど、伊東行きは急に決まったものだから、準備が大変でした。
観光地や食事をするお店など調べる時間がほとんどなく、失敗もあれこれ・・・。
準備もふくめて旅行なのにね。準備であたふた&いらいらしたくなかったな。
ブログで宿を決める
宿はこちらのブログを参考に、「大東館」に決めました。
今回の宿決めで、「最後はやっぱりブログだな」とつくづく思いました。
Booking.comなんかの口コミを読んでいると、なぜだかぐったり疲れちゃうんですよね。たくさんの人の意見を一気に読むと、なんか疲れません? SNSに疲れるのと同じ原理なんだろうけど、疲れるし、だんだんわけがわからなくなる。
上記のブログに出会ったのは、情報の山にわけがわからなくなり「もうええ、こんな思いするんやったらもう行かんでええ」と投げやりになりかけていたとき。まじで、まじで助かりました。
伊東温泉「大東館」はリピートしたくなる宿
「大東館」は温泉宿とビジネスホテルのいいとこどりで、温泉もすばらしく、リピーターが多いのも納得の宿でした。
外装は少々古びていますが、部屋はきれいで清潔感があり、アメニティも必要十分。防音もしっかりしています。隣の部屋に赤ちゃんがいたのを翌朝に知ったほど(というか隣に宿泊客がいる気配さえなかった)。小さなお子さんのいるファミリーにもおすすめです。
3つもある貸切温泉は、どれも無料。とくに露天風呂は最高に気持ちよく、脳内に幸福物質がぶわあっと噴出されるのがわかりました。温泉ってすごい・・・と、ひれふす思い。
夕食の用意はなく、朝食は洋食バイキングです。どれもふつうにおいしかった。そして宿泊していた人はみんな浴衣で食べていて、慣れてるふうでした。
高級感こそないけれど、清潔で居心地がよく、温泉がもう最高。「大東館」、おすすめです。
(ブログに書くつもりがなかったので、写真をぜんぜん撮りませんでした。なんかそういうときって、ありますよね)
午前3時の缶と帯
伊東の夜のこと。疲れているはずなのに眠れず、時計を見ると午前3時。しばらく眠れそうになかったので、露天風呂に行きました。
扉を開けて中に入ると、棚の上にビール缶と紺色の帯が。びっくりして温泉を見ると、誰もいない。
なんだよもう、置いてくなよこんなもん。ぶつぶつ言いながらさっさと温泉につかり、ぼーっと空のほうを見ていました。温泉はちょうどいい熱さで、風はつめたくて、お湯が流れていく音だけがひっきりなしに聞こえていて、太古の昔の猿になった気持ち。
20分ほど温泉につかっていたでしょうか。そろそろ出るかと立ちあがったとき、はっと気づいたのです。タオルを持ってきてないことに。
ど、ど、どうしよう。顔を上げて目に入ったのは、ビール缶と、帯(ポリエステル製)。
帯で体を黙って拭き、たたんで棚に置き、部屋に戻って寝ました。朝まで眠れなかったよ。
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