「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」へ行ったついでに、上野恩賜公園を散策しました。
満開の上野恩賜公園、でございます。
覚悟はしていましたが、想像をこえる人混みでした。
いや、すっごくきれいな桜が見られるならまだしも、わりに散っちゃっていて。
遠目に見れば満開なんだけど、近づくとすかすか。えー、なんだよお、とけちをつけたくなるレベル。
そのうえ、すわるところがない。
半日でへとへとになりました (17000歩弱歩いてました)。
もちろん、きついだけじゃありません。
なんとかすわるところを見つけて桜餅を食べたり、不忍池でくつろぐカモメを眺めたり、何本かは満開の桜を拝めたり……。
時間はのんびりと流れ、心の中が「よいもの」だけで満たされるみたいな半日でもありました。
わけもなく気鬱になりがちで、週末は部屋に閉じこもってばかりのわたくし。
けれども思い出というやつは、わざわざ出かけて、しんどい思いをしなくちゃつくれないものなんだなあ、とあらためて思いました。
わたしの大好きな言葉に、「旅は 行って帰って 思い返す」というものがあります。
(「ぼのぼの」のおとうさんの言葉)
いつか、思い返すしかできなくなるときがきます。
だから、出かけて行きたいですね、もしそうできるなら。
春になったことだし、出かけるのをデフォルトにしたいなあ……めちゃくちゃ、ハードル高いけど……。