君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

夏、たんたん。

実家に、帰省してきました。

リモートワーク勤務をいかして、ちょっと長めに。それはありがたいのだけど、盆やすみが1日もなく、仕事に追われるうち帰省はあっという間に終わってしまいました。

それでも仕事のあいまをぬって、夏らしいことは、ひととおりすませました。

海。プール。祭り。ぶどう狩り。バーベキュー。花火。

ひととおりすませたのに、夏を満喫したという気分にはぜんぜんなれなくて、というか夏がはじまったとか終わったとかの感慨もなくて、たんたんとした感じ。

考えてみれば、このごろは何をしてもどこへ行っても、そんな感じ。楽しくないわけじゃないけど、なんだろう、歳なんだろか。夏ばてだろか。

みなさま夏ばてのほどはいかがですか。わたしは例年にくらべてもひどく、やたらに体が重いです。全身が砂袋みたい。夜、死ぬ思いでジョギングに出ても、倒れる寸前の人みたいによたよたして、5分ともちません。

そんなのと比べると両親は元気溌剌としており、なぜにそんな元気でいられるのか、まったくわからない。父などは「トライアスロンのレースがあるから」と真っ昼間、気温が最高に上がりきった時間帯に10キロのランニングをし、夜には酒をがぶがぶ飲みます。どうかしてると思う。

ずっとたんたんとしていたし、夏のはじまりも終わりもよくわからなかったけど、最後の日の夜、寝入りばなに、あたりで鳴いているのがカエルからコオロギに変わっているのに気づいて、うれし&さみしいでした。