君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

目をそらせてくれるもの

お正月の帰省から戻ってからというもの、日々をうつうつと過ごしています。

いままで楽しかったことが、楽しいと思えない。心が動かない。

ブログもそう。ゆいいつ、といっていいくらい、時間を忘れさせてくれるものだったのに。心にも動脈硬化があるとしたら、いまがそうだと思います。

どうしてだかわからないけどやたら落ちこむ、といったものではなく、原因ははっきりしています。

書くとよけいにつらいから、原因については書きません。だったら匂わせみたいに書くなよ、って感じで、ごめんなさい。だれにも相談できないで、なんか、体がべこってへこんでしまったみたい。

わたしだけがつらいなんて思わないし、人生はだれにとってもきついもの。わかっているけど、つらい。つらいということを共有できないのも、うらみつらみの感情がどうしようもなく積みあがっていくのも。

だから、壁に貼ってあるK-POPのイケメンの存在が、ますますありがたくって。

見るたび「はあ、美しやのう」などとため息をついていたのが、いまでは「ありがたやのう」とはんぶん拝む気持ち。

つらい現実から、いっとき、目をそらせてくれるから。

目をそらせてくれるものの存在を、過小評価していたかもしれないなあ。イケメンを見ながら、思うわけです。

目をそらせてくれるもの。
動脈硬化をすこしやわらげてくれるもの。
ほんのいっとき、現実を忘れさせてくれるもの。

つらいとき、そういうものをもとめたってかまわないんだということを、知らなかった。

体はへこまなくても、心はかんたんにべこっとへこみます。

助けてって言えないなら、あるいは言っても助けてもらえないなら、どんな手をつかっても気持ちをまぎらせないと、そのままべこべこにへこんで、ぺしゃんこになってしまいます。

まっすぐ純粋にすき、と思えるものがあってよかった、そういう意味では、わりにラッキーなのかも。

美しやのう