3年ぶりに開催された「第62回 東京名物・神田古本まつり」へ行ってまいりました。
ワゴンに積まれた本の量がはんぱじゃなく、どこもかしこも本の山。に、むらがる人、人、人。
開催時間(10時)に到着したのですが、それでも一足遅いくらいでした。
古本まつりだけでなく、出版社がワゴンセールをおこなう「神保町ブックフェスティバル」も開催中で、そちらの方が盛況だったように思います。出版社によっては行列ができていました(たしか「東京創元社」のブース)。
大混雑の古本まつり、ですが、わたしのめあては本でないのです。
めあては『ティーハウスタカノ』の紅茶ワゴンセール。先の「神保町ブックフェスティバル」に出店されるというので、まっさきに目指しました。
アッサムBOP 100g 600円
セイロンBP 100g 600円
ヌワラエリヤ 100g 900円
ダージリン2ndフラッシュ 100g 2,500円
お安くてびっくり。
無事に紅茶を購入したあと、神保町駅ちかくの『さぼうる』でビーフカレーを食べ(めちゃくちゃ辛かった)、またぶらぶら見てまわりました。
本を買うつもりはなかったのですが、何か、「古本まつりに来て手ぶらで帰るってどうなん」みたいな気持ちになってしまうのはこれ、あるあるなんでしょうか。
だけどもうだいぶ疲れていたし、ワゴンをのぞいていても、後ろのひとの邪魔かなと思うとどうにも落ち着かない。
「もういいや」と「せっかく来たんだから、何か一冊くらい」のせめぎあいでした。
結局、ワゴンではなく『PASSAGE by ALL REVIEWS』という、外国の書店みたいな佇まいのお店で本を買いました。
『PASSAGE by ALL REVIEWS』はオシャレなだけでなく、一風変わった書店でした。ひと棚ごとにオーナーが違うのです。ひとの本棚をのぞき見する気分で、おもしろかった。
もっとゆっくり見ていたかったけど、混んでいたので早々に選んで引き上げました。
古書店街へ行くのは、今回がはじめてでした。
文学のぶの字もわからないわたしには、神保町は異世界でありました。はんぱものの行く場所じゃないのかもしれない。でも、楽しかった。
ティーハウスタカノの紅茶は、とてもおいしかったです。