君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

夏の予定

一年じゅうで、いちばん「予定」が似合う夏。なのに大人になるにつれて、「暑いし高いし」「家で過ごすのがいちばん」ってなる。

浴衣なんて、10年以上着てない。花火大会も行かない、縁日も、プールも。
夏にうきうきしてたのはいったいいつのこと……と、ちょっと遠い気持ちになる。

でも。今年の夏はちょっと違う。8月いっぱい、帰省することにした。

 

平日はリモートワーク、夏休みなのは気分だけ。それでも、いつでも海へ行ける場所でひと夏を過ごせるとおもうと、うきうきする。

夏のあいだにやりたいこと、といっても、「落ちこんだら海を見に行く」「おいしい魚を食べる」「図書館でぶらぶらする」くらい。

あとはプールへ泳ぎに行って、F1の録画を見て、古い映画を借りて、ぶどう狩りに行って……うーん、あんまりないと思ってたけど、考えはじめるとあれこれ出てくるもんですね。

 

地元の友だちと会う予定は、残念ながら。

コロナだからってわけじゃなく、もう何年も会ってないのです。
会えば「ぜんぜん変わってないねえ」なんて言いあって、楽しくすごせるってわかっているんだけど……いつからか、「帰ってきたから会おうよ」って連絡しなくなった。

だれかとつながるには努力が必要、それをやめちゃったんだから、さみしくてもしかたない。

夏にうきうきできなくなったこと。友だちに連絡を取らなくなったこと。

相互作用的に、同じ問題から発生してるんだとしたら、どっちかがどっちかを引っぱり上げたり、引き下げたりするんだろうか。

というか、わたしにひもづく悩みはぜんぶ、相互作用を起こしているんだろうか。

なんか、こわいような、救われるような。