やるべきことが、たまっている。ちゃんと数えてないけど、200個くらいたまっていると思う。
まいにち「やらなきゃ」と思い出しては、忘れたふりをして、翌朝「やらなきゃ」となる。夏前ということもあって、黄色信号の仕事がいくつかあった。
現実逃避は大得意、とか言ってる場合じゃない。ここ3日ほどで、夏前のめんどうごとを一気に片づけた。
ウンベラータの剪定
ウンベラータは7年ほど前、自由が丘の「ブリキのジョーロ」という、超絶おしゃれなお花屋さんで買った。
ウンベラータは剪定が欠かせない。毎年いまの時期には、ばっさり切ってあげなくてはいけない。
何回やっても、よくわからない。剪定の情報や動画をチェックしても、いまいち腹落ちしない。購入当時にはかっこよかった樹形も、わたしの剪定により、徐々にイケメンでなくなってしまった。
苦手意識が芽生えると、もとから重い腰がますます重くなる。今年もぐずぐずして、「もうこれ以上は待てない」というタイミングで、ようやくハサミを入れた。
↑ビフォー
↓アフター
この丸坊主が、夏の盛りをすぎるころには大変身する、予定。
梅シロップ
まる一年、冷凍庫で寝かされていた梅。一年間、こいつがじゃまでしょうがなかった。
そもそもは去年、梅しごとをするための買ったものだった (気分が乗らなかった)。
そもそも梅しごとを前のめりでやるタイプじゃない。「ていねいな暮らし」を実践するひとで、梅をいじらないひとはいない。それだけの理由で、食べない梅干しをつくり、飲まない梅酒やら梅シロップをつくってきた。
手しごとが好きというより、自分をプラスに受け取るための仮説、なのだと思う。
梅をいじる習慣があるとないとでは、あるほうがいい。でもその習慣がわたしを幸せにするかは、わからない。わからないまま、やる。
理不尽だけど、つくったあとはちょっと気分がいい。
(冷凍庫のにおいが染みついてなきゃいいなと思う)
ベランダの日よけネット
うちは西南向きで、薄いベーコンがかりかりに焼けそうなくらい、西日がきつい。夏のベランダには、日よけネット (園芸用の黒いネット) が欠かせない。
「まだまだ大丈夫」と余裕をかましていたら、酷暑がやってきた。それでもめんどくさくて、「まだギリいける」と先延ばしにしていた。最高気温36℃で、なにがいけるというのか。
あれほどめんどくさがっていたのに、取りつけてみたら、ものの5分だった。
さっさとやっとけばよかった
「さっさとやっとけばよかった」。
いつもそう反省するのに、めんどくさがって、やらない。学習しない。
たかが数分の仕事を、これほど大げさにめんどうがるのはいったいどうしてなんだろう?
理屈ではわかる。仕事を分解しないで、かたまりで考えているから。わかってても、できない。
「やるだけましだよ」と自分をなぐさめるべきか、「さっさとやるべき」と肝にめいじるべきか。
でもね、思うんです。来年もこれ、同じだろうなって。なにもかもをめんどうがって、ずるずる遅れて、やったらやったで「さっさとやっとけばよかった」とか、言うんだろうなって。
そういう性根なんだからって、開きなおるのもどうかと思うけど。