君は世界に一人だけ

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感じたことと考えたこと

バトルになると、自分の本性がわかる | SUPER GT 2022 Rd.1 岡山

先週末、スーパーGTの開幕戦が開催されました。

www.as-web.jp

やっぱり今年のスーパーGTもなにが起こるかわからない。喉がひりひりするくらい盛り上がりました!

細かいことを語ってたらキリがないので (ほんとに)、これだけはという点に絞って書き残しておきたいと思います。

Z、初レースで3位表彰台

異次元の速さでポールトゥウィンを果たした14号車 (ENEOS) よりも、予選9位から3位を獲得した23号車 (MOTUL AUTECH Z) にびっくりしました。

23号車といえば、予選前のフリー走行でトップタイムを叩き出しながら、予選はまさかのQ1敗退。

こりゃもうあかんと思ってたら、決勝後半スティントの松田さんが猛追。難しい岡山で3位までジャンプアップしました。

テスト期間中、50周を超えるロングランなんてどのチームもやってないそうで、開幕戦のロングランは出たとこ勝負。

つまり、それだけ23号車のセットアップとタイヤがきまってた、ということになるんでしょうか。すばらしい走り、すばらしい結果でした。

Zが台風の目となるかは、第2戦を見ないとまだまだまだ。

今年もやっぱり
「気がつけばスタンレー」

去年のシーズン中、100号車 (STANLEY NSX-GT) は予選で沈んでも決勝で上がってくるために「気がつけばスタンレー」と呼ばれていました。

今年もやっぱり強い。予選の一発も速いし、ロングランも安定してる。

なにより山本くんのオーバーテイクは圧巻でした。スリーワイドからの2台抜きはしびれまくり。
ファン投票で一位を獲得したのも当然の「さすがエース」なドライブでございました。

ところで決勝前、予選トップ3のインタビュー中にパートナーの牧野くんが「山本選手の作る卵焼きがめちゃくちゃおいしい」とか言ってたのは、いったい何自慢だったんだろう。

バトルになると、自分の本性がわかる

うすうす気づいてはいたんですけれど、レース前に「○○を応援しよう」なんて言ってたって、いざバトルに突入すると、そんなもん吹っ飛んじゃうんですよね。

決勝前半、38号車を駆る立川さんが100号車の牧野くんをオーバーテイクした瞬間、もう大爆発しちゃって。

バトルが終わったあとで、ああ、100号車も応援してるのに……と頭をかかえました。

わたしはやっぱり38号車が好きで、一台でも前に出てほしくて、前を走るマシンぜんぶぶっ壊れてでも優勝してほしいって思ってるんだなと。

開幕戦の立川さんは2台抜き。めっちゃカッコよかったです。
今年こそ絶対にチャンピオンを獲ってほしい。期待してます。

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ところでGWはネット環境のない穴ぐらにこもるため、次戦の富士はリアルタイム観戦できないことが決まっております。残念。

レースもリアルタイムでないと、あんまりワクワクしない。わがままな心と体です。