先日占い師さんに悩みを相談したところ、+αのアドバイスとして
「まずは自分をちゃんと楽しませて、解放してあげることが大切」
とメッセージをいただきました。
思考のクセは自分でわかんないもので、そう言われるまで、自分を楽しませようだなんて考えもしなかったと気づかされました。
損得勘定
たしかに、わたしの判断基準は楽しいかどうかよりも、「自分を成長させるか」「プラスになるか」という損得勘定。
たとえばちょっとした時間ができても、やりたいことよりやるべきことを優先させてきました。
いつからこんなつまんない基準にすり替わっちゃったんだろう。
子どもの頃は、ただただ「楽しいかどうか」だったのに。
いいか悪いかはおいといて、損得勘定を基準に生きるのって、ぜんぜんおもしろくない。
できるなら、直感や楽しそうなほうを常に選ぶ人生がいい。
自分をちゃんと楽しませるために、日常のなかでできることをためしてみました。
思い出の写真を壁に飾る
どうしたら自分を楽しませられるか? を考えて、まず思い出の写真をいくつか適当に選んで、壁に飾ってみました。
これがですね、想像以上に良い効果がありましたです。
写真が目に入ると、当時の記憶がぱっと思い出されて、1秒か2秒、幸せな気分に浸れる。
落ち込む日があっても、「わたしの人生にだって、楽しいことはあったじゃない」と少しだけポジティブになれる。
人間、そうすぱすぱ切り替わるもんじゃないけど、わずか数秒の幸福感でも気分転換になるものだなと気づきました。
生まれ変わる壁
これまで、壁に飾るのはアートポスターだけと決めていました。
センスのいい部屋にあこがれて、あれこれ工夫をこらした結果、いまはそれなりに褒めてもらえる部屋に。「生活感がない」「カフェみたい」……
いっぽうで大好きなバンドのポスターは、額に入れて押入れの奥。
オシャレな部屋にロックバンドのポスターなんて似合わないから。そこだけテイストが違っちゃうから。だいいち、もういいおとななんだから……。
とか言ってたのが、思い出写真に気を良くしたとたん、K-POPやらHIROやら、好きなアーティストの写真をばんばん貼るようになりました。
アーティストの写真を壁に貼るのは中学生以来。最初の1枚を貼ったら抵抗もくそもなくなって、壁から壁へ無邪気に増やしてゆきました。
イケメンとアート
日ごと増えていくイケメン。もはやなんのツッコミもしない夫。
いやもう、めっちゃいい、最高です、奥様。
なんでいままで飾んなかったの? ってくらい、ラブとハッピーが強制的に植えつけられました。
そうか、これが自分を楽しませるってことなのか。
イケメンだらけの壁を眺めてニヤつきながら、ようやく納得しました。
ほどなく生身の写真を飾るとホコリがつくうえに穴があくと気づき、すべて額に入れる化。
額に入れると、雰囲気ががらっと変わります。イケメンというよりもはやアート。
ぜひ額に入れて飾ってください。いろいろためしたなかで、以下の額がいちばんおすすめ。これほど入れ替えのラクな額はありません。コスパもいいです。
ただ額に入れるだけじゃなくて、写真と裏紙の間にオシャレな紙を挟むとアート感が増します。捨てられずにとっておいた包装紙をぜひ。
こんなことでキャッキャする、遅れてきた思春期みたいな自分が、それほどいやじゃないというか、むしろちょっと好き、そう感じるとは思わなかったけど。
自分を楽しませるって、ひとつにはミーハーの芽を育てることにあるのかもしれません。
ミーハーの芽を育てつつ、直感と「たのしい!」を大事に、部屋と人生をしつらえていけたらいいな。