いま考えていることをさっさと出すって、大事なんだろうなと思います。
書きたいことは日々生まれる、中途半場すぎる下書きが溜まる、日が経つにつれて腐っちゃう……こういうのって、メンタルに大変よろしくないから。
そう気づいて、半月ほど前に「ぱっと書いて、ぱっと公開する」のを1週間ためしてみました。
こういうのって「慣れ」の部分が大きいのですね。
いい意味で諦められるというか。書いたものをいじくりまわしても、30点が90点にはなりゃしないだろうって、だんだんわかってくる。
考えすぎずにさっさと始末をつけたほうが、気分的にラクなんだなって気づきました。
一方で、そもそも「ちゃんとした文章」を書けないのに、何も考えずにタラタラ書いてたら、もうどうしようもなくなっちゃうんじゃないか、みたいな気持ちがあって。
ただのブログなんだから、すき勝手にやればいいんでしょうけど……たぶん、言葉というものにたいして鈍感になるのが怖いのだと思います。
するときまって「なんのためにブログを書くのか」に行っちゃうんですよね。負のループ。
そんなとき思い出すのは、糸井重里さんの本にあった、こんな言葉。
いま思っていることは、新鮮なうちに、いま言ってしまわないと、ほとんどが消えてしまうのです。
糸井重里「インターネット的」
ほんとにそう思います。
考えすぎると、ハードルが上がって「ためしに語ってみる、とりあえず始めてみる」のもむずかしくなる。
じゃあどうするか。
人を傷つける内容でないなら、いま考えていることを、新鮮なうちに語ってみる。
風通しをよくしておく。
そんなスタンスが、いまは救いになる気がします。
書くことまで苦行になったら、生きるのも楽しくなくなっちゃいそうだから。