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感じたことと考えたこと

小さいノートの楽しさを再発見 |『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』著/髙橋拓也

『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』を読みました。

ふつうの人がノートを活用するにあたって、「自分のために活用するにはどうすればいいのか」をものすごくていねいに説明している本です。

紹介されている特選フォーマット数はなんと「31」。31もあれば、自分に合ったフォーマットが見つかるはず。

ノートに興味はあるけど、なにを書けばいいかわからない人におすすめです。


読んでるうちに試してみたくなって、さっそく小さいノートを購入。

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ファーストノートは無印のA6無地を選びました。

しっかりしている表紙に、クリーム色の紙は万年筆で書いても裏抜けしません。これで70円とはさすが無印。

www.muji.com

さっそくTODOリスト書いてみたところ、なんだかワクワクしてきて「2022年にやりたいことリスト」「年末年始にやりたいことリスト」を立て続けに書きました。

お題を考えるだけでも楽しいのです。それに年末はネタが尽きません。「大掃除大作戦」とかね。

なるほど!と思ったのが、『あとでチェック』。
お題だけ先に書いておくというものです。余白が気になるから、あとから調べるなどの行動につながるのだそう。なるほど!

なにより埋めるべきスペースが小さいから、気楽に続けられます。
小さいノート、すっごくおすすめです!

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ノート術は昔から興味があって、紹介本はこれまでにもいろいろ読んできました。

何か、うまくすれば自分が変われるかもしれないという希望を持てるんですよね (で、うまく取り入れられなくて落ち込むまでがセット)。

ほんとは自分なりにあれこれ試しながらカスタマイズすればいいだけなんだけど、それができない。

あるていどフォーマットを見せてもらわないと何を書いていいのかわからない人が、わたしを含めてたくさんいるのだと思います。

そういう人のために、ほかの人のノートや手帳を紹介している本はたくさんあります。でも、わたしにはほとんど参考になりませんでした。

ふつうの人がやれないから、あこがれの対象として「映える」ノートがコンテンツになってるだけなのに、比べて落ち込んじゃうんですよね。

その意味で『小さいノート活用術』は異色です。

ふつうの人が使うための、ふつうの活用術。これほどハードルの低いノート術の本はなかなかないと思います。

なにより「読者の人生が好転しますように」という著者の思いが、この本を貫いているんですよね。ただの企画本じゃないのです。

ノートの使い方は、決して一般化できるものではないし、むしろするべきものではないと思っています。

これまでノートの活用につまづいた人でも、この本を読めば、ノートをどんなふうに活用したいのかの方向性が見えるはずです。

わたしも、小さいノートをいろいろ試して、自分に合ったやりかたを見つけていきたいと思います。

 

 

▼ノート4冊の使い分けも元気に継続中▼

littleray.hatenablog.com