先日、有料ニュースサイト「クーリエ・ジャポン」の有料会員になりました。
なぜ月1000円を払って会員登録したのか? について書きます。
「クーリエ・ジャポン」とは
「クーリエ・ジャポン」は、主要海外メディアの翻訳記事を配信する、有料ニュースサイトです。
どんな記事が読めるか
海外の現状、海外から見た日本、著名人のインタビューや論文、性の問題からアートまで、知的好奇心を刺激してくれる情報が満載です。
最新ニュースも興味ぶかいけれど、特集記事『こんな世界があったのか! 驚きの奇習、謎の先住民』には衝撃を受けました。
以下はとくにショックだった記事。想像を絶するおぞましさです。
『こどもの疑問に“マジ回答”』は、さらっと読めておもしろい。
答えを知ったら、即だれかに話したくなります。
(この質問じたい、クリエイティブ!)
世界の性問題。日本だけじゃなく、世界中で枯れはじめているとは……。
なぜ海外ニュースなのか
むかしから海外ニュースを好んで読むのですが、それには理由があります。
自分の価値感を広げて、「こりかたまらない」ようにするためです。
「クーリエ・ジャポン」の編集長の考えにも共感しました。
海外メディアの記事を読んでいると、自分の“価値観”が揺さぶられる記事、少し物事を見る目が変わる記事に出会うことが多々あります。
(略) 情報過多な現代ですが、読者の皆さんの生き方や考え方に少しでも変化をもたらす記事や体験、出会いをこれからも届けていきたいと考えています。
海外ニュースを "知ること" が大事なのではなくて、"ゆさぶられること" が大事なんだと思います。
有料会員になった決め手、『今月の本棚』
決め手になったのは、『今月の本棚』。
著名人の推薦する名著5冊が無料で読める、太っ腹企画です。
当時 (2021年10月) は『嫌われる勇気』の著者、岸見一郎さんの選書5冊。これはぜひ読みたいと、一瞬で会員登録しました。
選書のひとつ、『じぶん・この不思議な存在』を読んだところ、「じぶんとはなにか」について深く考えさせられました。いま読んでる『はじめてのプラトン』もおもしろい。
この企画で読まなければ、一生手に取らなかったと思います。世界が一気に広がりました。
月1000円は高くない
玉石混交のネットで、"でどころ" がたしかな情報をすぱっと見つけるのは至難の業です。
「クーリエ・ジャポン」の "でどころ" は、ご存知ニューヨーク・タイムズ、ル・モンド (フランスの新聞)、ガーディアン (イギリスの新聞) などの海外主要メディア。英語圏以外のニュースも掲載されています。
有料だけあって、中身はもちろん濃い。ざっと見ただけでも興味を惹かれる記事ばかりです。
それに、有料だからちゃんと読もうって思えるんですよね。わたしも貧乏性なもんで、「ぜったいにもとをとってやる」根性で活用してます。
インプットの習慣が身につくし、衝撃を受けた記事については「こういう記事があったんだけど」と人に話すことでアウトプットにもつながる。
それに毎月5冊の選書まで読める!
自己投資としても、月1000円は決して高くないと感じています。
「知りたい」をそのままにしないために
はじめこそ「有料」に抵抗があったけど、いざ有料会員になってみると快適そのもの。自分の「知りたい」をそのままにしないのって、めっちゃ大事だと思います。
いまは「コンテンツはなんでも無料」みたいな時代です。なんでもタダであたりまえ。
でも、質の高いものを求めればそれなりにコストはかかるし、それがすなわち投資なのかなと。
有料制は、記事の質と透明性を守るために必要な一線といまは認識しています。
成長につなげられるよう、しっかり活用していきます。もとはとるよ!