わからないことがあっても、調べもせずに「たぶんこういうことなんだろう」と勝手に決めつけるきらいがあります。
で、決めつけたことを忘れて、いつの間にか唯一無二の真実と信じこむようになる。われながらたちがわるいです。
「仮面ライダーエグゼイド」についてもそうで、先日Twitterで教えてもらうまでずっと勘違いしていました。これぞアハ体験。
HIROの出演した「仮面ライダーエグゼイド」にまつわる、個人的な勘違いについて書き残しておきたいと思います。
- 勘違い①「HIROの書籍はぜんぶ絶版になっちゃったんだ」
- 勘違い②「仮面ライダーの書籍さえも絶版に追いこんだ自虐」
- 勘違い③エグゼイド=体制vs地下組織
- Twitterの話題についていく3つのポイント
- まとめ
勘違い①「HIROの書籍はぜんぶ絶版になっちゃったんだ」
accessに出戻ってから、「絶版」という言葉をTwitterで見かけるようになりました。
どうやらHIROにまつわる暗黙の了解的ワードらしく、「絶版おじさん」などという穏やかならざるワードも目にしました。
絶版ってなんですか、と聞けないわたしは、タイムラインから以下を推測。
「HIROの書籍はぜんぶ絶版になっちゃったんだな」
「HIROにかかわるとなんでも絶版になっちゃうから、業界でそう呼ばれるようになったんだな」
推測とはおそろしいもので、いつの間にか固くそう信じこむようになりました。
勘違い②「仮面ライダーの書籍さえも絶版に追いこんだ自虐」
ところがしばらくして、ほかならぬHIRO自身が「絶版」とツイートするのを見かけるようになりました。
しかもファンはその言葉によろこんでいる。なんて心臓の強い人たちなんだろうとドキドキしました。
HIROが仮面ライダーに出ていたらしいことはそれとなく気づいていたけれど、まさかそれが決めセリフだとは夢にも思わず、「仮面ライダーの書籍さえも絶版に追いこんだ自虐」と認識しました。
完全に勘違いだったと気づいたのは、先日のソロライブ。
仮面ライダー話のあと、低い声でHIROが「絶版だ」と言ったとき、会場が盛り上がったのです。
あっこれセリフだったんだ、ってようやくわかりました。
勘違い③エグゼイド=体制vs地下組織
セリフで「絶版」が出てくるなら当然、スーパーメジャーな出版会社の社長役だろうと推測。
しかも悪役となれば、国内の出版にかかわるすべての権利を牛耳っている出版界のドン的存在でもおかしくない。
気に入らない作家の書物はすべて絶版。彼にたてついたものは、二度と書物を出版できない。
次々と書物が絶版・発禁。表現の場を奪われ、恨みをいただいた作家たちは地下へ潜り、地下出版を計画。しかし地球征服をたくらむすごいわるい奴のすごいパワーで怪物に変身させられてしまう。
発言の自由を奪われる人々。怪物に変身させられた悲劇の地下組織。地下組織と、地球征服をたくらむ黒幕を壊滅せんとする仮面ライダー。
正義とは、自由とは、出版とはなにか。
っていう話ではありませんでした。
Twitterの話題についていく3つのポイント
くわしい内容は以下をご参考いただくとして (丸投げ)、
以下3点を押さえておけば、Twitterの話題にひとまずついていけると思います。
1.HIROはなんの社長?
×出版会社
○ゲーム会社
2.「絶版」ってなに?
×書物の生産中止
○「お前はもう死んでいる」と同義。これを言われると10割死ぬ (たぶん)
※「絶版」は「お茶しない?」のような動詞性名詞。「絶版"に"する」ではなく「絶版する/しない」となる (たぶん)
※派生形
「NO絶版」…ファンに向けての言葉。
「絶版されたい」…ファンが思い余って書くツイート。
3.敵は誰?
×社長に恨みをいだいた作家による地下組織
○人に感染するコンピュータウイルス
まとめ
わたしと同じように、「じつは絶版ってなんのことだかわかってない」人のお役に立てましたら幸いです。