小さなガラスのかたまり、Kivi。
光にかざしても、キャンドルを灯しても、とにかくうつくしいキャンドルホルダーです。
コレクター気質じゃなくても、Kiviだけは別。新色が出たら、手に入れずにはいられません。
Kiviはひとつ買ったら次々ほしくなっちゃう、魔性的アイテムです。
きっかけはscopeの商品ページ
Kiviとはscope (北欧系の超・有名オンラインショップ) で出会いました。
シャチョウの文章はscope名物。シャチョウのおすすめコメントを読むと、なんでも使ってみたくなっちゃいます。
部屋に明るさを得るより、心の落ち着きを得るために火を灯すと考えた方がキャンドルを取り入れる近道になるかもしれない。
キャンドルに興味はあれど、どう取り入れていいかわからなかった、当時のわたし。
「心の落ち着きを得るために火を灯す」というシャチョウの言葉がずっきゅうううんと刺さりました。
常にキャンドルを灯そう、いつでも日常にキャンドルを、なんて北欧にカブレたお薦めをする気は毛頭ないのです。
時には照度を落としキャンドルに火を灯すのも良いものだから、お試しあれと、それぐらいの事、それぞれが好き好きにどうぞ。
キャンドルを灯す習慣はすてきだと思う。だけどなんだか敷居が高い……。
そう思ってたのが、シャチョウの文章でぐぐっと身近に。Kiviだって安くはないけど、宝石を買うよりは安い。そう言い訳しつつ、キャンドル生活をはじめてみることにしました。
一日にピリオドを打つように
Kiviを手に入れてから、毎夜キャンドルを灯すようになりました。
そんな習慣をもちたいと思ったのと、毎日灯さないと、使わないまま飾りっぱなしになりそうだったから。
シーリングライトを消して、間接照明とキャンドルだけにしてみたら、部屋が一瞬で別世界になります。
脱ぎっぱなしの服も、洗ってない食器も、散らかった床も見えなくなって、現実が10センチくらい遠のいていく。なんにもできないくらい疲れた夜でも、キャンドルがあれば現実をうまく隠してくれます。
以前、キャンドルだけを灯して、夫婦で長い話をしたことがありました。
いつもよりずっと親密に、素直に話ができました。小さくても、火にはそんな力があるのだと思います。
薄暗い部屋も雰囲気よく
ときどき朝にもキャンドルを灯します。
南西向きのわが家。夕暮れは楽しめるんだけど、お昼前まで薄暗いのです。
東向きの窓があればいいのに……とボヤいてたのが、朝にキャンドルを灯したら「薄暗い部屋もいいじゃん」と思えるようになりました。
飾るのは3つ。毎月入れ替え
以前は、手持ちのKiviを窓枠にずらっと並べていました。
それの何が問題かって、ホコリがたまるんですよね。
たしかにかわいいことはかわいい。でもずうううっと同じように飾っていると、ありがたみも新鮮味もない。あたりまえになっちゃって、どうもいけない。
というわけで、3つだけを飾るルールに変えました。
毎月入れ替えて、季節ごとの組み合わせを楽しんでいます。
Kiviは日用品と"アート" のあいだ
キャンドルなんて生活必需品じゃないし、むしろ無駄なモノかもしれません。
でも、scopeのシャチョウの言うとおり、キャンドルは心に落ち着きを与えてくれるもの。無駄だからこそいいんです。
はじめてKiviを手にした人は、宝石のようなうつくしさにおどろくと思います。
むだのない、シンプルなデザイン。透明度の高い、とろりとした質感。いつまででも見とれていられます。
モノというよりアート。
うつくしいものを生活に取り入れるよろこびを教えてくれるキャンドルホルダーです。