君は世界に一人だけ

君は世界に一人だけ

感じたことと考えたこと

音楽と映画で泣いて、日常に戻る

週末、くるしくてくるしくてたまらんかった。というエントリを前にも書いたけれどまた書く。

PMS、太陽がない、体調わるいの三重苦で、ソファから立ち上がれなかった。

何か、生命力が、少しずつ消えていくみたいに感じる。
なんとしても生き抜きたい、といったエネルギーとか気力が、指先からぽとぽと落ちてってる。PMSめ……。

* * *

朝ごはんは食べなかった (いつも食べないけど)。お昼も食べない。食欲がない。体が重い。

最低限の家事をする。ソファに倒れこんで、部屋を眺める。窓枠の傷みが気にかかる。ささくれを見るのはきらいだ、見るだけで体のどこかにささった気分になる。

J-WAVEからKREVAが流れてくる。ああ、これいい曲なんだよな……。

open.spotify.com

過去の自分が嫌いだって
俺が変えられるのは未来だけ
俺が変えられるのは未来だけ
積み上げる信頼関係

過去の自分が嫌いだって
俺が変えられるのは未来だけ
俺が変えられるのは未来だけ
不安を期待感に大逆転

ぼろぼろ涙が落ちる。自分が弱まっているのに気づく。KREVA、めっちゃくり返すやん……。

* * *

夜には7年ぶりに映画『ラッシュ/プライドと友情』を観る。

見るのは4回目で、筋も知ってる。わたしは病的な飽き性で、いちど観た映画をくり返し観たりはしない。なのに、3日間で2回も観た。感想まで書いた。

littleray.hatenablog.com

わたしはべつのことも考える。ハント役のクリス・ヘムズワースが、男前すぎる。

F1レーサーというよりまるでロックスターだ。彼にモーションをかけられて無視できる女が存在するとは思えない。なんなんだこの男は。

というわけですぐ『アベンジャーズ』を観た。われながらなんちゅうミーハー野郎かと思うけれど、善は急げである (『アベンジャーズ』はもうしわけないけれどちょっといまいちだった)。

あらためて、映画ってすごい。本を読む気力がなくても、映画ならなんとか観られる。そのうえ、ただすわって目を開いているだけなのに、何か意味深いことをしたような気分になれる。

生命力が落ちてるときのために、音楽や映画はあるのかもしれない。

* * *

泣くと少しすっきりする。もともとちょっとしたことで泣いてしまうたちなのだけれど、ちかごろは何かというと泣いてばかりいる。

としをとったから。ストレスがあるから。理由はなんでもいい。
泣きたいのだ。泣かなくちゃいけないのだ、たぶん。

音楽聴いて、映画観て、たっぷり泣いて、男前を愛でているうち、いつもの日常へ戻っていける。そう信じたい。

 

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