心が折れそうだった。
というかもう折れてるかもしれない。
なぜ、どうして、こんなにつらいの。
もしかしてPMS……と思って生理周期を調べたら、9日前とかそんなだった。
えぇ……PMSって、1週間前、ちゃうん……。ていうかこの文明社会で、まだこんな原始的なことで苦しまないといけないなんて……。
今回のはほんとうにひどかった。死にたいとまでは思わないけど、「今すぐ消えてなくなれるボタン」が手元にあったら5000回くらい押してる。
でもわたしが落ち込んでいるのはPMSだけじゃない。理由はほかにもある。
生活圏内に初の陽性発生
「生活圏内に陽性発生」はけっこうな衝撃でした、しかも2件ですよ、2件 (夫ではありません)。
経路は不明。ああ、いよいよ目に見える距離まで忍び寄ってきた……周回遅れのマシンが、気がついたらバックミラーに映ってる、コーナーごとに詰めてくる、このまま逃げ切れるか分からない……みたいな恐怖を感じる。
怖い。
ブログの意義に迷う
もっか、いちばんの悩み。
明日でブログ一周年なんですけど、ここにきて悩んでて。意味あるんか、これ……っていう思いがどんどん膨らんで、おしつぶされそう。
「心情の吐露は最悪」という一文に打ちのめされたり、わたしなにやってんだろうな……って、その次を考えられなくなったり。
長くなるから、これについは別エントリでまた。
マフィンでぐったり
マフィン焼いたんですよ。とくに焼きたくもなかったけど、週末を「つらい・しんどい・消えたい」だけで終わらせたらよけいに落ち込みそうだったから。ちょっと無理して焼いたんです。
焼くんじゃなかった。
マフィン食べてしばらくすると、ドンとお腹が重くなっちゃって。お腹に砲丸投げの玉がつまってるみたいな感覚。何回もトイレに駆け込んで、夜までぐったり……。
ここんとこの気温変動で体調を崩していて、ずっとお腹が重たかったんです。そんなときにバターたっぷりのお菓子焼くとか、われながらアホだ。消えてなくなれるボタンを押したい。
折れた心を救ってくれたもの
夕方、アレクサに呼びかけて一枚のアルバムを再生しました。
キース・ジャレットの『The Melody At Night, With You』。
キースが慢性疲労症候群という病気を患いながら、命をかけて作り上げたアルバムです。
……もちろん病のため長時間は弾けないし、症状が悪化すれば何日も何週間も中断することもしばしばでした。それでも彼は、妻を思う気持ちで自らを叱咤し、少しずつ少しずつ演奏を録りためていきました。(略)……そしてその年のクリスマス、キースはローズ=アンにリボンをかけた小さな録音テープを手渡します。収められていたのは「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」。
わたしはひどくふさぎ込むと音楽も、文字も、映像もなにも見たくない・聞きたくないという心境におちいります。
でもふと、「人生でいちばんの底にいたとき、『The Melody At Night, With You』を聴いてたじゃない」って思い出したのでした。
とくに9曲目の『Shenandoah』は、おおげさでなく何回聴いても胸を打たれます (情感たっぷりすぎて苦手、という人もいるかもしれませんが)。
やっぱり泣かされました。そして癒やされた。魂が癒やされるってこういう感じ……って思い出しました。
* * *
定期的に心をぼきぼき折って、自己批判をくり返して、なんという人生のムダかと思う。ホルモンがにくい、心の底からにくい。
でもしょうがない。しょうがないって言うしかない。セ・ラヴィ。それが人生。
そうつぶやいて、泣いて笑って、乗り切っていきたいです。