アイデアを書き留めるのに、ツバメノートを愛用しています。
ツバメノートってよく聞くけど、何がそんなにいいんだろう? と思って使ってみたところ、いっぱつで惚れちゃったのでした。
ツバメノートの何がいいか? について語ってみたいと思います。
書き心地がいい
まず、書き心地がめちゃくちゃいい。
するする書ける。引っかかりがない。
インクの染み込みもよくて、書くときのストレスがありません。
アイデアを書き留めるときはバーーーって一気に書きたいから、ほんの小さなストレスも邪魔になります。ツバメノートはそれがまったくない、超優秀っ子。
インクが裏抜けしないから、読み返しやすいのもポイントです。
デザインがいい
表紙のレトロなデザインが、またいいですよね。ツバメの金印も心にくい。なんと昭和22年から変わっていないのだとか。
この表紙デザインにまつわる話もすごいのです。
突然現れたどこぞの占い師がラフ案を描いて、それを当時の社長が買い取ったと。で、そのラフ案をもとに完成させたのが今のデザイン、なんですって。
現代じゃ考えらない話です。見知らぬ占い師の描いたラフ案を、看板商品のデザインに採用するなんて。
こういうユニークなストーリーを聞くと、ますますツバメノートが好きになっちゃいます。
罫幅がいい
8㎜の罫幅。これがまたちょうどいい。書きやすいし、読み返しやすいのです。
8mmに慣れると、7mm (A罫) では「きゅうくつだなあ」と感じます。たかが1mm、されど1mm。
ツバメノートには6mm (B罫) もありますが、8mmがだんぜんおすすめ。
コスパがいい
B5サイズ30枚で1冊200円くらい。
100円ノートに比べるとちょっと割高ですが、ツバメノートの良さを知るとむしろ「安い」と感じます。
高級な書き味の高級ノートは、ほかにもあります。でもこれだけコスパのいいノートはないと思う。
それに高級すぎると、ブレスト的な内容を書けなくなる。へたなこと書けない気がして。
ものづくり感がいい
ツバメノートを使っていると、「あれっ?」って思うことがちょいちょいあります。
罫線が、何となく手書きっぽく見えたり……
目盛りの位置が、ページによってわずかに違ったり。
なんというか、全体的に「ゆらぎ」があるのです。
どうしてかな? と調べてみると、えらいことがわかりました。
ツバメノートは罫線を引くためだけの (!) 今や未製造の古い機械が使われているなど、想像を超えるアナログっ子だったのです。
↓罫線を引くアナログな工程
↓ていうか製造工程のほとんどが手作業
ノートなんてみんな、でっかい機械でオートメーションにガチャンガチャン作られてると思ってた。
「ゆらぎ」の謎が解けました。まさか手作業で作られていたなんて。
なんだかわかんないけど、好き。
それは作り手の思いや愛情を何とはなしに感じとっていたから、かもしれません。
まとめ
ツバメノートにはたくさんのストーリーがあります。
デザインのストーリー。ものづくりのストーリー。
今の時代にそんなノートを愛用できるって、実はとてつもないラッキーなのかも。
いち愛用者として、これからもツバメノートを応援していきたいです。
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