周期的にやってくるブログの悩み、「何のために書くのか」問題。
ブログをやっている人はみんな、この壁にぶち当たるんではないかと思います (しかも何度も)。
この問題を考えるたびに「とにかく書き続けよう」「歩みを止めてはダメだ」って自分を鼓舞してきました。
でもときどき、ひどくむなしく感じるときもあります。個人的なブログなんか何の意味もない、もっと実になる取り組みをしないとって。
ブログを書くことについて、今いちど自分なりの考えを整理しておきたいと思います。
そもそも、書くことはむなしい
ブログをはじめて10ヶ月。毎日コツコツ書いてきた中で、はっきりと分かったことがあります。
「書くこと」は基本的にむなしい行為だ、ということ。
「書くこと」と「むなしさ」はセットで、この先もずっと抱えていく感覚なのだと思います。
このむなしさに抗わなければ、仕事でもない個人ブログなんてとても続けられません。
自分を向上させるために書く
目的がブレると、とたんに不安になります。
だから「何のために書くのか?」をはっきりさせておくことが大事じゃないかと思います。
私は自分を向上させるためにブログを書いています。
内面をしっかり見て、それを偽りなく表現して、少しでも自分を向上させたい。
個人的な文章を書くことは、突き詰めるとみんな自分のため。
理想を高く持ちすぎると息切れしてしまうから、今はそれでいいと思っています。
下書きをためてはいけない理由
自分のために書くなら、下書き状態でいいんじゃない?
以前はそう思っていました。公開する以上はそれなりの価値が必要だって。
が、「過去の下書き」は精神衛生上よろしくないです。
下書きがたまる。むなしさがどんどんでっかくなる。無気力が心を覆いつくす。
行き着く先は「私なんか」。
下書きというものは、時間が過ぎれば過ぎるほど「なんじゃこりゃ」化します。
だから、多少くだらなくても書いたらさっさと手放す。公開したら忘れる。
ブログにかぎらず、何かを発信し続けるのに有効な手段だと思います。
ブログは素振り
役立つコンテンツを残すには、それなりの準備と能力が必要。ずぶのしろうとが、いきなりそんなものを発信できるわけありません。
極論かもしれないけど、最後はこれ:
黙って書く。それがいやならさっさとやめる。
ブログは素振り。素振りもしないでヒットは打てません。
これからもむなしさを抱えつつ、コツコツ書き続けていきたいと思います。