ブログをはじめて、半年が経ちました。
(はてなからメールが届いて知りました。たまに優しくされるとどきっとする的な優しさをありがとうはてな)
たった半年ですが、純粋にうれしい!
半年前、ビビりたおしながらブログを開設した自分をちょっと褒めてあげたいです。
25週で、45回の更新。
「週に一回更新できればいいかな」くらいに考えていたので、ほどよいペースで更新できました。
ブログをはじめて何か変わったっけ? と頭をひねってみたら、想像以上に大きく変化していました。
今回はその変化について書きます。
ビフォー/アフター
〈凡例〉○…半年前 ★…現在
○やりたいこといっこもねぇ
↓
★書くことに熱中
○言いたいことも書きたいこともねぇ
↓
★書くば書くほど見つかる
○発信に値する人間じゃねぇ
↓
★私でも発信していい
このエントリを書くまで、変化にぜんぜん気づいていませんでした。たった半年でめっちゃ変わっとる!
ビビリの私がどのように変化したのか、すこしお話します。
1. 書くことに熱中
やりたいことなんて、マジでひとつもありませんでした。
そんな私が突然書こうと思い立ったのは、accessのアルバム『Heart Mining』がきっかけです。
去年の夏、とくにファンになるつもりもないまま、accessのアルバムをしばらく聴き込んでいました。お盆休み明け、まったくやる気の出ない通勤中にも。
汗をにじませながら、だるい身体を引きずって会社へ向かう途中、突然「書きたい」って思ったのでした。
雷にうたれたみたいに……とはよくある話ですが、まさにそんな感じ。
葛藤がありつつも、いちど書きはじめると楽しくて楽しくて、すぐにのめり込みました。
そのうち、ある小さなきっかけから(いつか聞いてください)、「純粋な楽しみのため」に書く時間が大幅に増えていきました。
エッセイや小説も書きたいし、いつかは詩も書いてみたい。
ほんの少し前まで、書くことすら想像できなかったのに……。
いまや机にかじりついて、ものを書いている時が至福の時間になりました。
えいやー!でブログをはじめなければ、こうした創作意欲は一生持てなかったと思います。
「できるわけない」で諦めないで、一歩を踏み出せて良かったです。
2. 書くば書くほど見つかる
実際にブログを書きはじめるまで、こう思っていました。
「書くったっていったい何を?」
「他のひとより詳しいこと」「語るに足ること」なんてひとつもありません。
だけどそもそもブログの目的は、落雷的「書きたい」の衝動を昇華させること。
ひとの役に立つとか以前に、自分が何を考えているのかを、まずは知らなくちゃいけないわけです。
というわけで、自分の考えや、抱えている問題を言語化するところから始めました。
何かを書いていると、思いもよらない考えや答えが、ひょいひょい出てきます。
私、こんなこと考えてたんだ、とか、
そうか、こう考えればいいのか、とか。
頭の中で考えるだけでは出せなかった答えが、書くことによって何度も見つかりました。
そして、書けば書くほど新しい疑問や、問題に気づく。だからまた書く。終わりのない思考ゲームみたいな感覚です。
書きたいことなんてないって思っていたけど、書いてみたら案外たくさん見つかるんだなってわかりました。
3. 私でも発信していい
Web関係の個人ブログや、Qiita (技術情報共有サービス) のエントリを見ては「書けるひとはすごいなあ」「私には無理」と思っていました。
「発信するひと」にはそれなりの価値や資格がある。価値も資格もない私は、発信する側の人間じゃない。
一言でいうと、1ミリも自信がなかったのでした。
何とか一歩を踏み出して、ブログをはじめた時も「こんな気持ちわるいものを書いて人さまに読んでいただこうなんて、なんて気持ちわるい人間なんだ」とか、重い自己嫌悪に陥りがちでした。
書くこと自体はすごく楽しい。でも「記事を書いたので読んでください!」とTwitterに流すのは気が重かった。頭の中は「あんたなんか」の大合唱です。
毎回、書くんじゃなかったとか、ツイートするんじゃなかったとか、書く行為以外でしんどい思いをしていました。
そんなのを何十回とやってきてようやく、「慣れるしかないんだ」ってわかりました。
書いて、公開して、Twitterに流す。この流れに慣れる。
回数を重ねるごとに、発信への抵抗感は少しずつ薄れていきました。
今も自信なんてありません。でも逆説的に、発信に慣れると少しは自信が持てるようになります。
自信があるから発信するのではなく、発信するから自信が育つのだと思います。
小さな一歩から、人生は好転するかも
ブログ。こんなちっちゃな一歩から、私の人生は変わりました。
心のすき間を買い物で埋めていた私が、ものを書いて幸せを感じるようになりました。
半年前には想像もできなかった場所に立ってる感じです。
思い切ってブログをはじめてよかった。ありがとうaccess。ありがとうはてなブログ。
* * *
最後になりましたが、当ブログを応援してくださって、本当に本当に本当にありがとうございます。
発信する以上、まったく読まれなければ心が折れてしまいます。応援してくださる方の励ましがあったからこそ、ビビリの私でもなんとか続けてこられました。
貴重な時間を割いてエントリをお読みいただけること。
いいねやフィードバックをいただけること。
いちども当たり前と思ったことはありません。
心から感謝しています。ありがとうございます。
まだまだ卵に毛が生えたレベルのブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします!